午前中の潮が良さそうだったので、朝6時起きでデスクワーク、7時出撃でブリ釣りに行きました。
6時50分に家を出た時の気温は-3度。
これからの対馬は本当に寒いです。
特に風のない日の放射冷却は体の芯から冷えます。
でも、日が昇るとすぐにポカポカしてくるのですが。
さて、それで越智くんと出航して漁場を目指していました。
漁場の少し手前に差し掛かったところで、良い潮目がありました。
潮目というのは異なる二つの水塊が接する部分です。
プランクトンや小魚が集積しやすい場所なので、それらを狙って大型の魚もその周囲にいることがあります。
越智くんと、
「良い潮目やな〜、ボイル(大型魚の海面での捕食行動)がでそうやな〜」
と言いながら、帯状になった潮目を突っ切って行っていました。
そうすると、15mぐらい先にうっすらと漂流物を確認。
約10mのところで、その漂流物が巨大で航路上にもかぶっていることがわかり、船速を落としたのですが時すでに遅し。
そう。船は急には止まれません 泣
漂流物の正体はフランス国旗のような巨大なブルーシートでした!
新年早々、ジダンに頭突きされたみたいな衝撃です。
プロベラにも巻いてしまい、のぞき窓から見てもがっつり逝ってそうでした。
なんとしても今日はブリを釣りたかったので、めちゃ寒い中、下着になり、のぞき窓から包丁を使って切ってみました。
が、やはりダメそうだったので、10分で諦め、同じ漁協の組合員(漁師さん)にレスキュー。
漁師さんを待っている間にFacebook投稿をしたら。。。。
他の地域の漁師さん、桑村さんからコメントをくださいました!
「自力でやらずに、レスキューを呼ぶのが良い」とのアドバイスで、自分の対応が間違っていなかったと一安心。
ありがたい限りです。
小一時間もしたら、漁師さんが助けにきてくれ、曳航してくださいました。
港に着いたら、越智くんが潜り用のスーツに着替え。。。
スイスイスーイ
15分ぐらいで綺麗に取ってくれました。
越智くんの除去水中動画はこちら↓↓
問題解決した時点で9時半頃で、まだ良い潮が残っていると思い、試運転がてら出漁!
一匹だけでしたが、ブリをゲットしてきました。
お世話になった漁師さんも去り際に言ってくださいましたが、「お互い様だから」と。
いつも助けてもらってばっかりなので、お互い様でもないのですが、いつか頼られた時に恩返ししたいと思います。
とりあえず、日本酒が好きとの情報を得たので渡すつもりです。
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