ZENI、ウソつかない。
昨年の今日、一般社団法人MITに就職しました。
ちゃらんぽらんな離島初心者のブログ: MITに就職しました.
そして昨日でMITを退社し、今は無職です。
1年間、対馬のこの地区で生活できたのはこの会社で仕事をしてお給料をいただけたからです。
想像していたよりも対馬を満喫できた楽しい1年でした。
それはMITや対馬の方々が優しく迎え入れてくれたからです。
また、島外からも多くの人たちが訪ねてきてくれ、対馬を楽しんでくれたのはとても幸せなことでした。
この1年で得られたことを糧に、次の一歩を踏み出す必要があります。
次のトライをMITの中でやるのは、現在のMITの事業に影響しますし、もしうまくいかなかった時にはMITの資源を食い潰すことになります。
なので、退社し、自分でまずはやってみようと決意した次第です。
このような決意表明をしたら、その後住みづらくなるのではないかと思いましたが、予想に反し、MITの方々には僕が次のスタートをスムーズに切れるよう、仕事のサポートをしていただきました。ありがとうございます。
また、対馬でお世話になっている漁師さんからも有形無形様々なサポートがあり、4月中には自分で漁船と軽トラを使え、漁業者として生きていける環境を整えてくれました。
ありがとうございます。
4月中には会社を立ち上げる予定ですが、皆さんから提案いただいた「ゼニーズ事務所」や「Z会」のような名前にはしない予定ですので悪しからず。
先日、株式会社MUGEN の内山正宏さんが勉強会で話されていたことが印象に残っています。
美味しい料理や楽しい場を提供し、お客様に幸せを感じていただくことで、そのお客様が幸せを周囲にも伝染してくれる。
直接的、間接的に世の中の幸せの総和を増やしていきたい。
といった話です。
メディアなどではウケのよい話かもしれませんが、漁業者を対象にした勉強会で本気で語られていて、「いいな〜」と思っていました。
結局のところ僕もこのような仕事をしたいんだと思います。
対馬の魚を最高の状態でお客様に食べていただき、その美味しさを感じてもらいたい。
対馬の海で釣りを含めたアクティビティをしていただき、楽しんでもらいたい。
このことを地域の活性化と結びつけて行うには、自分の影響の輪をここ対馬で大きくしていく必要があります。
きっと時間がかかると思いますが、この1年でお気に入りになった対馬の地で今後もやっていこうと思います。
僕が愛してやまないバルサのサッカー哲学を築いたヨハン・クライフが先日亡くなりました。
彼の言葉を胸に、勇気を持って進んでいけたらと思います。
「美しく敗れることを恥と思うな。ぶざまに勝つことを恥と思え」
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