久々に新宿にいったので,
中野に住んでいた時の新宿散策コースをたどる.
そのルート中には必ず紀伊国屋があって,
今回も小一時間立ち読み.
すると,表紙のウナギにふと立ち止まる.
日経サイエンスでウナギの特集が組まれていた.
ぺらぺら見てみると塚本教授や田中教授他,
ウナギ研究者の皆様の名前が.....
しかも見た事のないきれいな写真が収められていたので購入.
普通の科学雑誌なので値段を確認せず800円ぐらいかなーと思いお会計.
1400円です.
.........
予想外に高かった...orz..
で,ざーと読んだ.
主には,
ウナギの生活史の全貌が明らかになるまでの歴史と,
完全養殖成功に至るまでの歴史について.
この2題についてはかなり詳細に書かれていて,
一般人がウナギ研究のことを出来るだけ詳しく知りたいのなら1400円出す価値はある.
しかし,資源量が減っている要因などの話は全体の10分の1以下.
まさにそこんとこの研究をしている俺としてはかなり物足りない.
あと,
"調査海域ではネットを使った仔魚の採集を昼夜兼行で行う"
という説明がある図がなぜか東北大の人工湧昇パイプの写真になっている...
これでは卵や仔魚は採れませ〜ん.
これでは卵や仔魚は採れませ〜ん.
仔魚を採るネットはこちらに載せています.
上記のようなミスは少しあるけれど,
文章はかなりしっかりしているし,正しい情報が高密度で書かれていて満足できた.
興味があれば読んでみてください.
友人からしょっちゅうウナギのことを質問されるので、勉強しておこうと思います。…図書館で。
返信削除shintaroさん,コメントありがとう!
返信削除もし何かわからんことがあったら聞いてくださいな.
分かる範囲でおこたえします!
分からんかったら勉強します!
アワビ実験がんばって〜.