先日、「国境離島グルメフェア」の記者発表に生産者という立場で行ってきました。
離島の食材のポテンシャルは非常に高いけれど、輸送経費が大きなハードルとなったり、立地的に消費地の顧客開拓が難しいなどの問題があります。
それらの離島ならではの問題点を、国やコーディネーターが支援してくれて、飲食店や消費者のみなさんに離島食材の良さに気づいてもらおうというフェアと勝手に思っております。
事前に「3分くらいで話して」と言われまして、なんとか大役をこなしました。
実は前日、図らずも午前4時近くまで飲んでいた営業していたため、なかなかのコンディションでの登壇と相成りました。
(おなじく発表した高田コーディネーターも同じような状態だったので、大変助かりました)
で、お話した内容ですが、新聞等のメディアでは本当に最後の部分しか取り上げられなかったので概ね話したことを載せておきます。
【自己紹介】
長崎県対馬で漁業や鮮魚の直販を行なっております銭本慧と申します。3年前まで水産や海洋の研究者をしておりましたが、水産現場で働きながら産業を盛り上げる活動をしたくなり、いくつかの地域を視察した後、対馬へ移住いたしました。漁業は一本釣りにこだわって、血抜きや神経抜きといった鮮度保持の処理をしっかりと施して、それを評価してくださる飲食店様や個人のお客様に提供しております。 水産業を後世にも引き継げる持続可能なものにするためにはこれまでのたくさん獲る漁業から獲った1匹の価値をしっかりと引き出す漁業への転換が必要と感じています。 生産者と飲食店がタッグを組んで離島資源のポテンシャルを引き出そうというこのプロジェクトのコンセプトに魅力を感じ、協力させていただくことになりました。
【今回提供する食材の紹介】
今回提供させていただく魚はカサゴ類などの白身のお魚です。漁獲後、鮮度保持の処理をして飲食店様に直送いたします。是非対馬の魚を召し上がってみてください。
【対馬について】
対馬は韓国からの観光客が年間で30万人を超えるまさに国境離島です。つい最近ではカワウソが発見されるなど自然豊かで魅力的な島です。今回のようなプロジェクトで美味しい対馬の食材を召し上がっていただき、対馬に興味を持って、いつか遊びに来ていただけたらとても嬉しいです。
このフェアでは日本全国の国境離島と東京の24の飲食店をそれぞれマッチングさせて一斉に行うもので、我々の魚は赤羽にあるイタリアンの「イタリアン酒場Esto.」さんで提供していただきます。
パンフレットではここ↓↓
詳しいレビューが書かれているブログ↓↓
で、本日、Esto.さんにマダイ、チカメキントキ、アヤメカサゴをお送りしました!!
須崎バージョン。
撮影上、5匹ですが、もっとたくさん送りました!
今週末はイタリアン酒場Esto.さんで僕たちが獲った魚をぜひ召し上がってみてください!
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