田ノ浜は海だけでなく、田んぼもあり、地域の方は皆、半農半漁です。
昨年まで我が家だけ農業をしていなかったのですが、須崎くんが農業担当となり、今年は「須崎米」を作っています。
(そういう意味では、農業スキル0なのは田ノ浜で銭本だけです 汗)
さて、田ノ浜では我々が移住する前から農家さんと日本大学の糸長研究室との協働プロジェクトとしてオーナー制度を行っていました。
オーナー制度というのは、
消費者が生産者に事前に出資し、生産物を受け取る仕組み。農産物などの場合、出資者が農作業を体験できるものもある。(デジタル大辞泉)
です。
田ノ浜のオーナー制度も同様に、オーナー様から事前出資を受けて、 生産者が基本的に農業を行いつつ、田植えや収穫などの時期にはオーナー様参加イベントを企画して体験していただくようなスタイルです。(もちろん都合がつかなければイベントは欠席でも問題ないです)
そのオーナー制度の事務局はこれまで日本大学の糸長研究室の方が行ってくださっていました。
ただ、オーナー様に日々の田んぼの情報を発信したり、農作物の発送など地元でないとできない業務も多く、それらは農家さんが行う事になっていました。
日々の情報発信に関しては僕が海バージョンを行っていて、要領をえてますし、農作業の発送も鮮魚直販の仕組みを使えば、全員にとって良い制度にできるという事で、今シーズンから我々が地元事務局として業務を行うことにしました。
そして我々が合流して最初の仕事が今回の収穫イベントでした!
今回、収穫した田んぼ。
超絶大自然の中に田んぼがあります。
今回は一組のオーナー様が親子で参加してくださいました。
左側の男性2名はちょうど弊社で職業体験をしに来た釣りバカインターン生です。
ここぞとばかりにマンパワーを投入いたしました!
収穫時期は稲の育ち方を見て決めるため、どうしてもイベント日時の決定が直前になってしまい、参加してもらえるオーナー様が少なくなってしまいます。
この辺りは今後改善していかないといけない課題です。
生産者さんのレクチャーを受けて収穫するお子さん。
オーナー様も収穫。
インターン生の一人は米どころ佐賀出身で、小学校から体験学習があったらしいです。
華麗に収穫!!
もう一人のインターン生はバイクいじりが趣味で、後ろで不調のコンバインを修理という適材適所。
手作業では埒があかんわ。
ということで、コンバインもみんなで体験!
田んぼにはカヤネズミがたくさん!!
体長5cmぐらいでしょうか。めちゃくちゃ可愛いです。
これら小動物がたくさんいるので田んぼはツシマヤマネコの摂餌場所になっています。
運がよければツシマヤマネコも見られるかも??
途中のお昼ご飯休憩ではイナサバやとんちゃんをジャンジャン焼いてBBQしました。
おにぎりはもちろん田ノ浜米の新米です!
オーナー様も楽しんでくれましたし、生産者さんもスムーズにイベントを行えたようで地元事務局として存在意義を果たせたかなと思います。
我々の強みを活かしながら、魅力的なオーナー制度にしていけたらと思います!
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