マダイ、大きいのが釣れ始めました。
写真は対馬のスーパーの鮮魚コーナーで売られていたものです。(僕が釣った魚ではないです)
このコーナーはスーパーと契約した人なら自分で価格を決めて出品できる場所です。
(売れ残ったら自分で回収しなければいけないようですが)
このマダイは100g160円。キロ1600円。5キロオーバーの個体で8500円。
売れたらいいですね〜。
これぐらいのサイズになると家族4人でよってたかってそれでも1度では食べきれないぐらいの量があります。
3枚におろして、肩身は刺身、肩身はフライや焼き物、アラはあら炊きなどにすると美味しいです。
先日、遊漁のお客様が釣った5kgオーバーの個体を僕にくれました。
食べきれないので、さばいてアラ以外は実家に送りました。
残ったアラで鯛飯を作ったので作り方をご紹介。
まずは鯛ダシを作ります。日本酒と水を1:1入れ、昆布を浸しておきます。この状態で2時間ほど放置。
時間がない人はそのまま加熱して、適当なタイミングで昆布を取り出せばOKです。
料理酒でもいいですが、いいお酒を使うと完成度が明らかに違います。
僕は対馬のお酒白嶽を使っています。
鯛ダシ作りと並行して対馬田ノ浜産干しシイタケを水で戻しておきましょう。
写真を撮り忘れましたが、アラは熱湯をかけ、そのあと水で血合いをキレイに洗ってあげることで臭みが出るのを避けられます。
このような処理をしたアラを加熱し昆布を取り除いたダシに投入。
存在感があるカシラ。
最終的にザルでこすので、鯛飯をつくることが決まっている時は、さばく時にウロコをきっちりとらなくてもOKです。
アラを投入していきます。
どんどん投入します。
5kgオーバーとなると相当なアラの量です。豚骨スープをつくるラーメン屋さんの気分。
ときどきアラを移動させながら、まんべんなくダシが出るようにします。
1時間ほど煮込みザルでこすと、こんな感じ。
めちゃめちゃ美味しそうな鯛だしの完成です。
いい感じで干ししいたけが戻りました。
シイタケのだしも鯛だしに入れます。また、醤油、塩で少し味を整えます。
シイタケ自体は一緒に炊き込むので食べやすい大きさにカット。
せっかくなので炊飯器ではなく、鍋でご飯を炊くことにしました。
ご飯1合につき、鯛ダシ1カップ(120cc)で炊きます。
今回は5合炊きました。
田ノ浜産のお米5号、鯛ダシ5カップ、シイタケを入れて中火にかけ、フタをします。
沸騰してきたら弱火にして12分。そのあと火を止め10分蒸らします。
美味しそうに炊き上がりました。
そこにアラからほぐした身を入れます。
ドサッと。
全体を混ぜ合わせたら完成です。
鯛、ご飯、シイタケ、ネギ全てが対馬産です。
いかなごの釘煮は実家明石から送られてきました。僕の大好物です。
少し味付けが薄味になりましたが、いかなごの釘煮と一緒に食べるとちょうどいい具合になり結果オーライ。
対馬の春の味です!
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