KH-12-2次航海にいってきました．

5/13-6/1の日程でKH-12-2次航海に乗船した．

出向場所は東京の有明，寄港先はパラオコロール港．

 

航海の目的はウナギの産卵場調査と周辺海域の物理観測．

 

有明に停泊する白鳳丸．

 

 

関係者に見送られ，有明を出発．

 

 

離岸時の噴射で巻き上げられるヘドロが臭くてたまらなかった．．．

 

初日は顔合わせをかねた軽い飲み会が催された．

 

 

ディアンヌは得意のギターを披露．U2のWith or Without Youを．

めっちゃ歌うまいやん！

 

同じ外国人の完璧なツカミに焦りを覚えたのか，

なぜかマイクさんも演奏しようとする．．．．

彼は2006年から一緒に航海に乗っているが，ギターを弾けるという話を聞いたことはない．

「ちょっとチューニングするから待ってくれ」と言って，チューニングを始めたが，

宴が終わるまでにチューニングが終わることはなかった．

 

東京から調査場所である西マリアナ周辺海域までは，全速力で行っても丸三日かかる．

なので，その時間を使い，洋上セミナーが開かれた．

 

 

北里大の名誉教授I田先生のムカシウナギの話は興味深かった．

 

北緯20度より南の海域に入ると雲の形や大きさなども日本周辺とはかなり違ってくる．

 

 

 

調査開始の前に，ウナギ卵を採集するネットを塚本先生が八海山で清める．

 

さあ，調査開始！

 

 

 

俺は現場でとった水温や塩分などの物理データと，過去に卵がとれた場所の物理環境を比較して，

今年はどこで卵がとれそうか予想する係．

 

塚本先生と何度も協議．

 

それらの努力が実を結んだかどうかは，今も続くレグ2航海が終わってから報告しま〜す．

 

自分の仕事がすんだ後，この夕日を見ながら飲むビールは格別！

 

次は下船したパラオでの出来事をエントリーします．