海派，川派．
餌派，疑似餌派．
釣り師は自分のスタイルをもった生き物である．
俺は完全に海派，疑似餌派である．
おそらく川派や餌派にシフトすることはないと思う．
今回のように指定された場合は仕方ないにしても，
自分のスタイルを守るというのが原則である．
だから，今回魚を漁獲する手段は絶対に疑似餌でなければいけない．．．．
と行く前は思っていた．
いろいろと調べてみたところ，
状況に応じてルアー（スプーン）の色や重さを変えないといけないらしい．
一個400円するルアーをいろいろな色，重さでそろえる．
3色×3サイズ×400円＝3600円．
2.5ポンドのライン 1000円．
竿もトラウト用に１本購入． 16000円．
自分のスタイルを守るためにはこれぐらいの出費は厭わない．
ポイントを転々として，アクティブなイワナやヤマメ，トラウトを狙う．
最初のポイントは先客があり，
その横で釣らせてもらうが食いそうなポイントにルアーをうまくトレースできない．
んー．このポイントでは餌組（彼女一家＋親父さんの会社の後輩）もボーズ．
まあいい準備運動といったところ．
早々に次のポイントに．
水深が浅くすごい急流．．．
少しでも釣りやすい，ちょっと澱んでいる所にキャストするが，
ルアーは餌となる小魚というよりは激流に翻弄された木の葉のように見える．
いかん，このままでは確実にボーズ．
その時，彼女のカーさんにまさかのヒット！
小さいながらもヤマメをゲット！
これはまずいことになった
と，魚から針を外しながら思った．
俺だけが釣れる →尊敬
みんなが釣れる →円満
俺だけが釣れない→ リアル orz...
彼女（一家）に日頃から釣りに関する自慢話をしている手前，
その自慢話を具現しなければならなかった．
が，今の状況は全く正反対．．．
こういった（絶対に負けられない戦いがそこにはある的な）状況下では，
あっさりと自分のスタイルを変えるのが釣り師という生き物である．
気がつけばルアーを正確にキャストするために何度もプロトタイプが作られたであろうトラウトロッドに
袖針，イクラをつけている自分がいた．
しかしここで問題が発生．
ルアー用の竿は餌用の竿に比べてはるかに短いので，うまくポイントにイクラを誘導できなかったのだ．
そこでポイントの上流部に移動し，流れに乗せてイクラをポイントまで流す作戦に切り替えた．
これが大成功！
がんがん釣れた．
まずはニジマス
その後イワナ，ヤマメをゲット．
他にもハヤ，ウグイ多数．
やっぱ餌は破壊力が違う 笑．
移動時間込みで3時間ぐらいだったので，実釣時間は2時間ぐらいか．
ニジマス1, ヤマメ2, イワナ2.
何とか面目を保つことができました〜．
今度はルアーでリベンジせねば．
釣り師、DJ-K の釣りは、本格的、と、信じていますが・・・・
返信削除ちょっと残念。やはり川釣りは、専門外なんだね。
海釣りは、Ｚ家一同、一目、おいているが、川釣りのハナシは、
あまり聞いたことがない。拙者は初めて。
まあ、最初は、例によって、仕掛けがどうの、竿がどうの、餌がど
うの・・・・の講釈ばかりの“口釣り”か？ と、心配しながら、
読み進みましたが、まあ、なんとか、面目が保たれてヨカッタ。
しかし、折角の釣果・・・
どれも、これも、あまり器量が良くないね。味はヨカッタ？
釣果に関してはあっぱれ。
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