1年間、直販業をしながら、鮮魚ボックスの改善を行ってきました。
起業直後ということで、改善できることは経費をあまりかけなくて良いことが中心でした。
そして最近、ようやく及第点レベルの商品を届けられるようになってきて、さらなるレベルアップが必要になってきました。
お金や時間をかけて良いのであれば、まだまだやりたいことはたくさんあるのですが、検討した結果、まずはHOSHIZAKIの製氷機を購入しました!
これまでは、獲った魚を冷やす氷、直販ボッスクに入れる氷ともに漁協で売っているものを購入していました。
漁協で売っている氷は粒径がまちまちのロックアイスで、大きなものは直径が5cm以上あり角ばっています。
このロックアイスを底面にしいて、その上に魚を乗せた場合、特に大型の魚を乗せた場合、氷と接している身が自重で押し付けられ凸凹になってしまいました。
今回購入した製氷機で作られる氷はチップアイスという細かな氷なので、魚を優しく包むことができ、そのような心配がありません。
また、ロックアイスに比べて海水に入れた時の溶けが早く(海水を冷やすのが早く)、海水氷に入れた魚を速やかに冷やすことができます。
この辺りは冷やしすぎも品質劣化を招くので、淡水を混ぜるなどを行い、最適な冷やし込み方法を探っていきます。
そして氷の質と同様に重要なのが、事務所に製氷機があるということです 笑
事務所がある田ノ浜から漁協までは車で5、6分かかります。
直販の箱数が多い時などは必要量の氷が手持ちのクーラーに入りきらず、トレイにむき出し状態で入れて事務所まで運搬することもありました。
冬場はそれでも良かったのですが、これからの時期、やはり溶けが気になります。
また、午前中などは市場出荷の箱詰めのために漁協の製氷機はひっきりなしに漁師さんが利用しています。
その順番を待つ必要がないのも時間短縮になり、スムーズに梱包まで行うことができるのではないかと考えています。
製氷機稼働後、すでに何件かの直販で入れさせてもらい、到着時の写真を送っていただきましたが、なかなかいい感じです。
これからはHOSHIZAKIのチップアイスで新鮮な魚をお届けいたします!
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