2010年11月2日火曜日

学振PDの選考結果が届いた.

学振PDに不採用になったことは以前書いた

まだ誰も採用はされていないが,保留枠に入っていない以上,
俺の来年度の学振特別研究員の夢は絶たれた.

しかし何が評価してもらえず,何は評価してもらえたのか.
そこをちゃんと見ておく事が今後に繋がると信じたい.

昨日書類選考結果なるA41枚が届いた.

まず不採用となったことが書いてある.
その次に不採用者のうちのおおよその順位.
A (上位20%)
B (20-50%)
C (50%未満)

順位はAだった.

その後,評価結果が続く(各項目5点満点で数値は複数の審査員による平均値).
1. 申請書類から推量される研究者としての能力,将来性  3.17
2. 研究業績   2.33
3. 研究計画   3.00
4. 総合評価   3.33

最後に総合評価Tスコア
3.191

結構意外.
数人に申請書や業績を見てもらい,アドバイスをもらった感触から言って,
申請書類から推量される能力は3
業績は1
研究計画は2
ぐらいだと思っていた.

学振PDの申請者は既に学位を取得しているか,今年度取得するはずで,
今年度取得するはずの人は少なくとも査読付き英語論文を1本は持っていなければならない.
俺は申請時,査読付き英語論文1本だったのでこれは申請者の中では下の下だと思っていた.
しかし2.33.
和文がきいたのか??それともinvited英語発表??
まあ,業績で3点,4点狙うには投稿論文を増やさないとお話にならない.
ここは頑張っていこう.

研究計画は本当にぐだぐだ.
次までに何とか"ぴりっ"としたものを拵えたい.

あの内容で申請書類から推量される研究者としての能力,研究計画で平均(3点)以上をとれたのは,
書類のスタイルや図などに注意をはらえた事が大きいと思う.
この部分は次回も気をつけ,より良いものにしていこう.

めざせ総合評価Tスコア4点!!
って,採用,不採用ラインがわからんから何ともいえんが....

2 件のコメント:

  1. 残念でした。でもまだまだ希望が繋げる好評点、次回に期待して研鑽を積んで下さい。研究計画の内容は業績と連動しているもの。未だ若い身だから、ここはしっかり土台となる研究業績をコツコツと着実に積み重ねてもらいたい。それが無いと研究計画自体、意味をなさない。めざせ総合評価Tスコア4点!! とりあえず自戒を込めた覚悟を聞いて安心しました。焦らず、余裕をもって、着実に。
    まあ美味いもの食って、まず脳に栄養を蓄えよう。

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  2. MZ氏さん,コメントありがとう!

    最近は良いニュースをお届けできていませんが,
    今は,土を耕す時期だと思っております.
    期を逃さぬよう,蒔くべきときに種を蒔き,
    実を実らせたいと思います.

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