6月、11月に引き続き、豆酘(”つつ"と読みます)の定置網に設置している東京大学大気海洋研究所の観測機材の入れ替え作業を昨日行いました。
前回とは異なり、非常に 良い海況で、定置網漁師さんの協力もあり、スムーズに機材回収、再設置作業を行うことができました。
凪も凪だったので、定置網船ではなく、小型の伝馬船だけで行けるほどでした。
悪条件だった11月の様子はこちら。
ちゃらんぽらんな新米漁師のブログ: 研究コーディネート3連発
豆酘の定置網ではヒラマサが年間を通して獲れるようですが、入網する量や体サイズは、季節やもう少し短い時間スケールで大きく変動するようです。
そのような魚の情報と観測で得られた物理データとの比較を行うことで、漁師さんにとって有用な知見が得られると良いなと思っています。(研究上は物理データだけでも面白いものになりそうです)
6〜11月のデータは見させてもらいましたが、いろいろなことがわかりそうでワクワクしました。
会社を立ち上げた直後から研究のコーディネートをさせてもらえて、1年近くたった今、ようやくデータや結果が出てきました。
現地にいるからこそできる仕事にやりがいを感じつつ、研究としては論文にまとめてなんぼなので、しっかり論文としてアウトプットしてもらえるよう、引き続き良質な情報を提供できるよう頑張っていきたいと思います。
それにしても、係留系観測データをまとめて学位を取得しただけあって、須崎くんはこのコーディネートの時はとても頼もしくみえます。
非常に手際がいい。
僕はその邪魔をしないように写真撮影などの記録係に徹します。
おまけ
本日はシケだったので、直販の魚を出荷したり、漁具を作ったり、引き上げた観測測器のメンテナンスをしたりしました。
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