2016年12月9日金曜日

明後日!!「対馬学フォーラム」の面白そうなプログラムを勝手にあげてみた

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対馬には島民が集まり、「知」を共有することを目的にした対馬学フォーラムがあります。

昨年立ち上がり、明後日12月11日(日)、第2回目となりました。

 

昨年度の記事はこちら。

ちゃらんぽらんな新米漁師のブログ: 対馬学フォーラムのお知らせ。今年度やってきた域学連携事業やESD教育について対馬の方に知ってもらいたい!

 

 

 

 

 

 

前職で立上げにも少し関わったフォーラムで、個人的にとても意義深い集いだと思っています。

 

というのも、対馬はポテンシャルお化けなんですが、そのポテンシャルを活かしきれていない。

僕自身、そのポテンシャルに魅了されて、

「このポテンシャルをしっかり価値にすることができたら食っていけるんじゃないか」

という仮説を持って移住し、現在検証中であります。

 

ここのところシケ続きだったので今年の振り返りをしていたのですが、今年、がむしゃらにやってみた結果、少しずつですが、価値を生み出せてきてるように感じます。

いろいろな場所の人たちとのちょっとした交流がきっかけとなって、価値付けや抱えている問題解決のヒントになることが多かったように思います。

その意味で、いろいろな人たちが集まり交流する機会として対馬学フォーラムはとてもいいように感じます。

 

 

ただ、少し残念なのがフォーラムのチラシなどの広報情報をみるとアカデミック臭が強すぎて、一次生産者やその関連のお仕事をしている人が近寄りがたいものになっているように感じます。

対馬の素晴らしさを語る上ではやはり一次生産の現場でお仕事をしている人たちの巻き込みが必要と個人的には感じます。

あ、あと自衛隊の人たちとの交流もあったらいいな〜と思います。(untouchableでしょうか。。)

週一でフットサルでご一緒してるんですが、普段どんなことしているかなかなか聞けなくて 笑

あ、でもあくまで学術的な知の共有が目的ということでしたらそれもアリだとは思っています。

 

 

今年もポスター発表させてもらいます。

 

以下、個人的に興味があるプログラムを。

誰の参考にもならんかもしれません。

 

特別報告(10:00-12:00)

 プログラムはこちら

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何と言ってもトップバッター平山さんの発表は注目です。

僕も「持続可能な開発のための教育」(ESD教育:Education for Sustainable Development)で関わらせていただいております。

ESD推進に関しては平山さんが対馬のために必要な取り組みとして取り入れ、とても尽力されているので、教育全般の中でESDをどのように位置づけされているのか聞けたら嬉しいです。

 

 

あとは松村さんのエネルギー問題解決に向けた実践研究発表。

対馬は燃料めちゃ高いです。レギュラーガソリン150円ぐらいします。

それもこれも遠方から持ってきているからなので、自前である程度補えたらいいですね〜。

ぜひ実用化に向けて頑張ってもらいたいと思っています。

(魚類、イカ類の後方支援はさせていただきますw)

 

松村さんは一度田ノ浜にもきてくれています。その時の写真。 

 

 

ポスター発表(13:00-15:15)

ポスター発表は54もエントリーがあります。

対馬学フォーラム2016 ポスター発表予定一覧

これだけの参加者を集めた対馬市、本当にすごいですね。。。僕も発表させていただきます。

 

僕が興味を持った発表は以下です。

 

12 ツシマヤマネコ米は鳥類保全の役に立っているのか?~秋の調査結果~○金子祐希(京都大学大学院地球環境学舎)

田ノ浜の田んぼも生物多様性保全に一役かっているかもしれなくて、どのように調査するのが少し考えていました。

役に立っているかどうかの結論だけでなく、調査方法も興味があります。

 

16 環境 DNA メタバーコーディングによる鰐浦魚類相解明の試み 〇會津光博(九州大学大学院工学研究院附属循環型社会システム工学研究センター)

今はやりの環境DNA。この手法でどのぐらいの結果が出せるのか興味があります。

定量的な議論ができるなら、持続可能な漁業のための漁獲枠設定に使える魚種もあるかもしれません。

 

24 ヨソモノを活用した耕作放棄地の生態系配慮水田型復田による限界集落再生計画 ○山下奉海(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)

僕自身が限界集落に住むヨソモノで、この土地の良さを持続させられる仕組みづくりをしたいと考えているので興味ありです。

 

35 島おこし活動に温度差はあるか?―対馬市を対象とした実態調査― ○秋保亮太(九州大学大学院人間環境学府)

36 対馬と壱岐の考え方に違いはあるか?―生業形態による文化比較―― ○秋保亮太(九州大学大学院人間環境学府)

僕も今後協力をさせてもらえるかもしれない秋保くんの研究。

対馬の人と話していると、「壱岐の人は商売上手だからね〜」とよく聞きます。何か考え方に違いがあるのかも。

対馬と壱岐、漁業者と農業者、若者と年寄り。いろいろな比較で考え方の違いが出てくると思います。

 

ポスター発表は発表番号が奇数の人と偶数の人でコアタイムが分かれています。

僕は奇数番号で、興味を持った発表が主に偶数番号だったのでいろいろ聴けそう。

楽しみや〜。


企画集会(15:30-17:00)

15:30からは企画集会。

 

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それぞれ興味深いのですが、5会場でそれぞれ行われるようで一つ選ぶなら。。。。

我らが清野さんのですかね。

前職時代は清野さん主催の集いに参加したことがあったのですが、漁業者になってからはないので、もしかしたら違う目線で新しい発見があるかもしれません。

 

 

ま、とにかくみなさんとお会いできるのを楽しみにしています〜。

残念ながら翌日は絶対に魚を揃えねばならず、そのためには絶対にその日のうちに帰宅せねばならず、そのためには絶対に懇親会でお酒は飲めません。

絶対にお酒を勧めないでください!!絶対に!!

 

あ、懇親会はないんですかね。。。。爆

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