2016年12月14日水曜日

対馬学フォーラムに参加しました!今年の総括をする良い機会になりました!

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カンボケの仁田湾を横目で眺めつつ移動し、厳原で12月11日に開催された対馬学フォーラムに行ってきました。

この日は快晴で、放射冷却によって冷え込んだのか、道中凍結注意を表す0度以下のアラームが車から鳴りました。

 

対馬学フォーラム、とても有意義なものとなりました。

特別報告では注目していた平山さんのESDプログラムのお話や松村さんの離島エネルギーのお話も聞けて、ポスター発表では途切れることなく多くの方に僕たちの取り組みを紹介することができました。

その後の清野先生ファシリテートの企画集会も楽しかったです。

 

ESD授業で学習した内容を小中高校生が発表する場もあり、その重要性について対馬の多くの人が再認識したんじゃないかと思います。

来年度は過去2年のようには参加できないですが、できる範囲で関われたらと思ってます。

 

ポスター発表はポスターナンバーの奇数偶数2グループでコアタイムが分かれていたのですが、聴いてくださる方が絶えず、ぶっ通しで発表してしまいました。

なので、聞きたいと思っていた発表を聞くことができず。。。いたしかたなし。

 

ポスター貼っときます。

対馬学フォーラムポスター 銭本

 

大学院生や大学の先生からは研究員→移住への転換期についての質問が多く、対馬の方からは事業内容、特に直販業に関する質問が多かったです。

「研究への未練はないのか」とか、「後悔してないか」というような質問もありました。

廃校利活用、日韓交流などの対馬で地域おこしに関わる研究をテーマにしている複数の大学院生さんからのものでした。

この質問に正確に答えるにはなかなか難しいところもあるんですが、全くないといえば嘘になるところもあります。

ただ、移住を決断して、こっちでの取り組みが楽しいし、何かのためになっているという感覚を得られるので、総合的に見て「移住してよかった」というのが正直なところです。

また、移住するにあたり、研究業界とは疎遠になるんだろうなと思っていましたが、ありがたいことに関わりをもたせてもらっていて、また僕たちがフィールド側にいることでフィールドワークがスムーズにいくなどの価値を生み出せている点は移住したことで研究に貢献できていることかもしれません。

 

直販業に関しては、飲食店のニーズとマッチングさせることで未利用魚など通常島外に出荷されない魚を出荷し価値付けしている取り組みを評価してくださる意見が多くありました。

最初のお客様をどのように獲得したのか、そこからどのように新規のお客様を獲得していったのかなどの質問も多かったです。

また、同様のトライをした(しようとした)けれど長続きしなかったという方がいらっしゃいました。

 

直販業のサブタイトルにつけた、

『「たくさん獲る漁業」から「獲った一匹をしっかり売る漁業」へ』

というシフトは現場で水産業に関わる方、消費者の方々、水産研究している研究者の方々の多くが同意してくれるコンセプトだと思っています。

じゃあなぜそれが浸透していかないかというと、一つは新しい変化を受け入れづらい昔ながらの産業構造ということがありますが、もう一つは現場サイドが「面倒くさいの壁」を超えられないからだと思います。

実際に僕たちが今年度やってきたわけですが、超絶面倒くさいですw

最初は1日ヘトヘトになるまで働いたのに粗利がほとんどなく、経費考えたらむしろ赤字という日もたくさんあって、落ち込んでいるところにお客様からクレームという「泣きっ面に蜂」状態もありました。

(「これが自前のブラック企業か!!」というブラックジョークも脳裏をよぎりました)

ただ、何がボトルネックになっているのかを特定して効率化を測ったりすることで何とか生きてこられたという感じ。

まだ浅い経験ではありますが、直販業は「漁師をしながら片手間にできるものではないな」という感覚です。なので両立している漁師さんはマジでいつ寝てんの??って感じですね。

僕たちは2名でやっていることや周りの漁師さんから協力してもらえたことで、何とか半漁師半直販でやってこれました。

今後はより直販業にリソースをつぎ込んで、対馬の魚を多くの人に知ってもらいたいし、漁師さんに余計な負担をかけることなく収入アップしてもらいたいし、お客様のニーズにもっと答えられるような体制を作りたい。

試行錯誤しつつ、漁師さんが面倒くさいと思っている部分を僕たちが請け負って、分業していけたらwin-winでできるし、面倒くさいところの効率化をして導入のハードルを下げられたら水平展開もできるかもしれません。

まだ突破口は見えていないけど、チャレンジそのものは楽しみでもあります。

 

 

 苦しい時は起業、スタートアップ関連の本を繰り返し読み、「誰にでもあることだ!」と慰めていました 笑

オススメはこの辺。多分またお世話になる本ばかりです。

 

 

 

また、「Facebookやブログいつも楽しく見てます!」と名前知らない人から結構言ってもらいました。

田舎ビジネスしているといろいろな噂が立つもので、良いものもあれば悪いものもあります。またこちらが知ってほしい情報がちゃんと届くとも限りません。

なので、情報の直販みたいなSNSやブログでなるべく自分の考えや経験が直で伝わるように、またオープンにしようと思っていたので、見てくれている人がいて励みになりました。

ありがとうございます。

 

 

長くなりましたが、対馬学フォーラムで普段会えない人たちと意見交換することで自分の考えが整理できて良い機会になりました。

来年もしあったら、今年の発表時からどのように進展したかについて発表できたら嬉しいです。

 

 

おまけ

対馬学フォーラムの翌日、直販の注文が立て込んでいたので1日海にいたかったのですが、JSTの視察があり、事業内容のプレゼンを引き受けたのでお昼に一旦陸に上がりました。

そのおかげか、午後はいい魚が何匹か獲れました。

 

このウッカリカサゴ、2.4kgでした。

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