大気海洋研究所附属国際沿岸海洋研究センター の専門職員で,
地震,津波の被害に遭われた川辺幸一さんの記事.
東京大学教職員・学生の手記「地震・津波を経験した職員として」|東日本大震災への対応|東京大学
特に重要と感じたのは,
1.不定期,抜き打ち的な避難訓練の実施
長崎大学に1年在籍しているが,避難訓練を全くしていない.
いくら地震が少ない九州だからといっても,少なくとも年に1回はキャンパス単位でしたほうがいい.
(俺が長大不在時に実施されていたらすみません)
何が起こるか分からない.
いざ避難訓練をやってみると,多分,
「全員が避難できる場所がない」とか,「どういう集団の単位で誰が指揮をとるのか」とか,
「避難者の数日分の食料確保」とか,「高層棟のエレベーター使用不可時の行動」とか,
いろいろと問題がでてくるだろう.やってみないと分からない.
2.データ保管の遠隔地への分散化
地震や火事などで,建物全部がおじゃんになってしまう場合,
生物サンプルなどはもちろんおじゃんやし,
デジタルデータもいくら外付けHDDにバックアップを取っていても意味がない.
現時点では外付けHDDにパソコンデータのバックアップをちゃんと取っているのと,
観測データはDropboxに,プログラムはEvernoteにバックアップを取っている.
ただ,容量の問題などがあり,全データというわけではない.
またサービス終了やデータの流出などクラウド利用にもリスクがある.
大海研がどのようなシステムを構築するのか,参考にしたい.
3.健康第一
こういう時のために運動しているというわけではないが(単に楽しいからしてる笑),
長期的投資は,不測の事態でも役に立つと思っている.
そういえば柏に住んでた時にこしらえた防災グッズをクローゼットの奥深くに収納してしまっている.
下駄箱の所に配置換えしておこう.
<追記>
東京大学教職員・学生の手記「東日本大震災とその直後の復旧作業を現場で経験して」|東日本大震災への対応|東京大学
プロジェクトPD時代の同僚山根君の記事
kawagucci's Weblog 2011年03月14日
山根君を愛してやまない,Kawagucciさんの記事
0 件のコメント:
コメントを投稿