他の研究室のM1,N村くんの指導をN村君の指導教官とマイボスに頼まれた.
俺はD3なので,もちろんできる範囲でという条件付き.
N村君の研究手法が俺と近いということで依頼された模様.
俺は解析ができる必要最低限のパソコン知識しかないため,
"できればN村君も俺と同じ環境設定で解析してほしい"
と伝えたところ,
早速Mac Book Proを購入された.
自腹を切らせたのだから,ちゃんと面倒みないとね.
で,この前EmacsやFink,GMT,Gradsのインストールをしようと思ったのだが,
Snow leopardでのFinkのインストール方法がわからなかった.
よって,Finkを入れないとインストールできないGMTやGradsも断念.
俺も自分のMacBookProにFink等インストールしていなかったので,
ちょいと調べたらできたので,覚え書きしておく.
本家のサイトをみてやってもできるのだが,初心者向きでないので.
まず,Xcodeをインストールしていない場合は,
MacBookの付属CDに入っているので,インストールしておくこと.
インストールしていないと,下の3で"デベロッパーツールをインストールしてください"と怒られ,
無視しても4に進めない.
1. fink-0.29.10をダウンロード
ダウンロード先はどこでもOK. デフォルトは~/downloadsかな(俺はDesktopにしている).
2. tar -xvzf fink-0.29.10.tarで展開
ターミナルを開き,ダウンロードしたディレクトリまで移動し(cdで),
tar -xvzf fink-0.29.10.tar
で展開
3. ./bootstrap
展開したフォルダ(fink-0.29.10)に移動し,
./bootstrap
とターミナル上で打つ.
すると質問されるので,(1, sudo)を選択,パスワードを入力する.
次に32bitか64bitか聞かれる.
俺はとりあえず32bitにした.
以下選択肢付きの質問が複数あるが,全部デフォルトでリターンを押していけばよい.
ここは少し時間がかかるので,終わらなくても気長にまつ.
4. /sw/bin/pathsetup.sh
3.が終わったら新たにターミナルを開いて,
/sw/bin/pathsetup.sh
質問にYesと答える.
5. fink selfupdate; fink index; fink scanpackages
また新たにターミナルを開き,
fink selfupdate; fink index; fink scanpackages
でリターン.
パスワード入力
デフォルト(rsync)
後の質問はすべてYesでOK.
これでfinkのインストールは完了(GMTやGradsをインストールできる状態になった).
また新しくターミナルを開いて,
fink install パッケージ名でインストールできるはず.
例えばGMTをインストールするならば,
ターミナル上で
fink install GMT
でOK.
参考になりました。ありがとうございます。
返信削除記事の中で
> 1. fink-0.29.10をインストール
とありますが、”ダウンロード”の方がしっくりくると思います。同項目の記事にあるインストールもダウンロードの段階と思われます。
rpscrwさん,コメントありがとう!
返信削除たしかに!修正しておきます!