2010年5月19日水曜日

ボスに申請書の添削をしてもらった

ここのところ,平日一回を目標にしているブログの更新頻度が落ち気味.

学振申請書と論文執筆で一日の大半を過ごしているので,
ブログネタを入手する時間がないのと,貴重な休憩時間を書き物で使いたくないというヘタレな理由.

今日はうちの指導教官から学振申請書の添削結果が返ってきたので,それについて.

DC2の時は白鳳丸のウナギ航海間近でみんなばたばたしていたということもあり,
誰の添削も受ける事なく申請したら,面接なしの採用となった.
DC1の時に助教に添削してもらいながら書いた文章をベースに,一年間で得た結果や他の内容を整理して,
あと,過去の採用者申請書のフォーマットをまねながら作成した.
申請研究内容(博士過程で行う研究)に関してボスとは前から話していたので,
ボスに申請内容を見てもらわなくてもよいと判断したんだと思う.

でも今回申請するPDでは,
今の研究室を出て,別の受入研究室を指名して申請しなければならない.
受け入れ研究者が想定した申請内容と,俺の申請内容に大きなギャップがあるという失礼があってはならないので,
事前に今のボスに添削を依頼した.
で,先ほどボスに呼び出されていろいろと注文をつけられた.

言われたのは,
1. フォントがでかすぎる
2. 空白が多すぎる
3. もっと具体的に書く

全てについてちょっとづつ異論,反論があるのだが,とりあえずボスの主張.

<<ボスの主張>>
昔は学振申請書は申請用紙枚数に制限がなかったので,
申請書の分厚さで勝負というところがあった.
今は申請用紙枚数が決められているので,
見づらくならない範囲でフォントは小さく,空白は少なくすべき.
(そこから派生して,)
書くスペースがたくさんあるのだから,もっといろいろなことを具体的に書く必要がある.

<<反省点>>
受入研究室の選定理由がクリアーになっていないこと.
冷静に読み直してみると,受入研究室の属する大学の選定理由になってしまっていたり,
求められた設問にちゃんと記述できていない箇所があった.
次に年次計画はもっと具体的に書くべきだった.

<<異論・反論>>
俺はOsakaというフォントの10ポイントを使っている.
たしかにOsakaは他のフォントに比べて,同じポイントでの大きさは大きい.
でも他のフォントの10.5ポイントとOsakaの10ポイントがほぼ同じ大きさだから,
決して大きくはないと思う.

空白が多いと指摘されたが,見やすいレイアウトを考えて行ったつもりで,
指摘されるほどではないと思うのだが.....
俺のDC2に採用された申請書類や,見せてもらったDC1,2,PD書類の多くは余白をとっていた.

おそらく,ボスはぎっしり詰まっていることに意義があると考えているのだろう.

まあ,その辺は各人のスタイルの問題で,正解のないところなので,
お互いが許容できる地点を探っていきたい.

ボスがアウトライヤーな訳ではないだろうから,
審査員の中には余白の多い申請書に対して,熱意が感じられないと思う人も複数いるだろう.
そういう審査員に申請書が回った時でも余白が多いと思わせず,かつ,見やすいレイアウトを目指したい.

ボスに意見して欲しかったのは申請研究内容の妥当性で,それが理解できるぐらいには具体的だと思ったのだが,
研究内容ついて,"もっと具体的に"としかいわれなかった.
本当に具体的なところは受入研究者と話して詰めないと仕方ないと思うのだけれど,
研究の方向性はOKということでいいのだろうか....

もう一つ問題がある.
うちの部屋の後輩の申請書を添削する時に,俺のスタイルを推したので,
彼らの申請書はボスの好み通りになっていない可能性があることだ.
彼らは申請書をボスに見せるつもりなのだろうか?
もし見せて,上記のように指摘されたら,すんません.
その後,変更するかどうかは皆さんにお任せします~♪

実はボスに指摘された直後にバーとブログ用の愚痴文章を作成したのだけど,
冷静さを欠いている思ったので,ブログにアップせずに,とりあえずサッカーして頭を冷やした.
そうすると少し落ち着いて考えられるようになった.
サッカー最高〜♪ていう,まさかの締めくくり.

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