2009年8月7日金曜日

ScanSnap購入

少し迷っていたが,研究費でScanSnapS1500Mを購入した.

ScanSnapって何??
ScanSnapとは??

ScanSnap=高機能なスキャナー
です.

普通のスキャナーなら研究室にもあるし,別に買う必要はなかった.

ただ,
書類を自動送りするフィード機能(最大50枚まで自動でフィード)
両面スキャン機能
文字認識機能
直接パソコンにデータを取り込める
など,研究室のスキャナーに無い機能があり,これらが買うことを決めた要因だ.

これを知ったきっかけは,
整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣小山 龍介 (著)

俺の私生活,研究生活において,
ScanSnapにより改善が期待される点を上げておこう.

まずは全ての論文をパソコンで管理できることである.

古い論文や無料ダウンロード禁止のジャーナルの論文などは,やむなく図書館にいってコピーを取り,紙媒体で管理していた.

しかし,
ScanSnapでスキャンすれば,文字認識してくれるし,
取り込んだデータに対して,Adobe Acrobat ProfessionalのOCRテキスト認識機能を使えばコピー時のゆがみも補正してくれる.

今まで論文を執筆する時に,
アノことが書いてあった論文はアレだったっけ??
と,目星を付けた紙媒体の論文たちを上から下まで読まなくてはいけなかった.

この裏付け作業ってのが以外に手間だった.

でも,紙媒体ファイルのデジタル化で,
全ての論文に対してパソコン内検索が適用できるようになり,
この作業の効率化を図れると思う.

次は打ち合わせ資料の共有が出来る点.

先生達との打ち合わせの時には当然資料を作って挑む訳だが,
その資料には打ち合わせの際に"落書き"が入る.

"落書き"は文章のこともあるが,大抵はイラスト.

産卵場から粒子がこう流れて.....
フロントがこの辺にあるから,観測はこの辺で.....

など,俺の研究分野では打ち合わせの時に地図に"落書き"をすることが多い.

いままでは,その"落書き"入りの資料を持ち帰り,文章に落とし,
メールで打ち合わせの成果と今後の課題を相手に送っていた.

その時にいつも,
"落書き"入りの資料を添付してメールできたら,打ち合わせの臨場感も一緒に共有できるのに.
と思っていた.

実際,"落書き"入りの資料を見直すと,その時の臨場感が鮮明によみがえる.

ScanSnapで取り込む際の解像度を上げておけば,
"落書き"の筆圧やタッチが分かるレベルでスキャンしてくれる.

次がなにげに重要で,
捨てるか保管するかの判断を不要にしてくれる点.

手元にある,もしくは入ってくる紙媒体の情報には,
全く不要なものから最重要なものまである.

これまでは,その間を見極めて,捨てるか保管するかの判断が必要だった.

思い切れずに捨てなければ,机周りは書類であふれかえり,
思い切って捨てれば,あとで必要な書類だったと後悔する,
という経験を何度もしてきた.

ScanSnapがあればその判断をしている間にパソコン内に取り込める.

そして必要であればパソコン内検索ですぐに閲覧することができる.

たぶんいい買い物になったんじゃないかな〜.



0 件のコメント:

コメントを投稿