白鳳丸航海に乗船し,毎年恒例のウナギの産卵場調査にいってきた.
今年は一月半と長い航海だったのだが,
乗船中に台風5個の影響を受け,今までよりも体力的にシンドイ航海だった.
これまでの産卵場調査と異なるのは,
これまでが5-8月あたりのウナギの産卵盛期とされる時期に調査をしていたのに対し,
今年は10月〜11月と盛期から外れた時期に行われた事.
これまでは卵を採ることが大きな目的だったので産卵盛期に調査を行っていたが,
複数年にわたって採集できたことから,秋冬季にも産卵があるかを確認したかった.
というのも,
シラスウナギが日本の河川に来遊してくる時期から考えて,秋や冬にも産卵している可能性があったから.
研究者のリーダー,主席は海洋研時代のボスK先生,番頭は先輩のM先生.
研究は2班体勢で24時間行われるのだが,俺は深夜0時から昼12時までの作業班の班長になった.
班メンバーはこちら.
ちゃらんぽらん班長,俺
磯焼け駆逐仕事人,Y本さん
レプトとお酒と,時々桃クロ,MJミラーさん
もずく酢で何杯でもご飯を食えるI倉さん
K研のおてんば娘,I井さん
PAGIが北大から送り込んだ桃クロ大好きイケメソT木さん
久留米ラーメン大好き,O田さん
ストーリーテラー(たまに一発レッド級),I垣さん
N田研の先輩で釣り好きの,N口さん
観測作業は終始I倉,T木,O田が率先して前線に立ってくれて,俺は後ろで見てるだけでよかった.
網が破れたらI井が修復.女子力高し.
ウナギの卵や仔魚探し(ソーティング)
ウナギ以外に,サバ科の魚やイセエビの幼生も探した.
それ以外にもいろんな生物が採れました.
3〜4日に一度,仕事の後に飲み会.
飲み会のセッティングは俺の最も重要なお仕事の一つ.
環境データもばっちり採れた.
今回,採集されたサンプルはこれから種同定を行ってからでないと確定的なことは言えないけど,
そこそこいい成果が上がっているかも.
台風や熱帯低気圧に伴うと思われる湧昇も見られていたし,出現する種との対応を見てみたい.
数日間沖縄に寄港した際には,
沖縄在住の釣り仲間ソレガシさんにお世話になり,ジギング船「がじゅ丸」でジギングに.
ポイントについてソレガシさんがジグの動かし方をレクチャーしていたらまさかのヒット!
すぐにO田がヒットした竿を受け取り楽しくやり取り.
一生もののイトヒキアジ(。◕ ∀ ◕。)
俺は小物と戯れ.....
終了間際にかかった4キロ級のカンパチも....
サメに美味いところを持っていかれてしまった(;´༎ຶД༎ຶ`)
サメも美味しい魚は知っているみたい.
釣った魚は居酒屋さんに持ち込んで,美味しく頂きました.
ソレガシさん,ありがとうございました!
ということで,また日常に戻る訳ですが,再び10日ほどオフライン環境になります.
ではまた.
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