ブログ更新が滞っていたのは,先週水曜から京都出張だったため.
去年まで所属していたプロジェクトの年度報告会に出席するために京大へ.
オブザーバーという名の下に行くのだが,実は観測や解析なども関わっていて,
むしろ精神的には評価を受ける側としての立ち位置.
物理,生物の両面で面白い研究成果が出ていて,
早く論文化して,その現象に名前を付けようという段階にきている.
というより「はよ書け」とケツをたたかれた感じか.....
プロジェクトディレクターのN田先生も,
「仮説を立てて論文にし,間違っていたらそれを認めて改善していくというプロセスが大事」
とおっしゃっていた.
確かにその通りだと思う.
長いプロジェクト期間なので,1年の観測を終えた今,どのようなことが言えそうか,
いろいろ仮説を立てて,一番説得力のありそうなものを柱に論文化して,
次年度以降の観測で検証していくというのがよいだろう.
プロジェクトリーダーを含め,上層部のハンドリングのうまさはいつも勉強になる.
短期的なアウトプットと長期的なアウトプット両面を意識している.
当面は短期的なアウトプットでの貢献しかできないかもしれないが,
長期的な研究の視点は今後も意識して勉強させてもらおう.
さらには,京大の学生さんと研究の話をできたのも収穫.
俺の解析結果と彼らの普段の観測から得られた実感の間に,
整合する部分も,そうでない部分も見られた.
今後の解析の指針となる話もあって,とてもよかった.
懇親会ではFUJI君が後輩から愛されすぎてて,面白かった.
それにしても,実家(明石)を拠点に京都大学出張を組んだのは反省である.
京都から京大までバスで30分かかるというのが最大の誤算ではあるが,
明石-京都の新快速もかなりこたえた.
今度は無理せず京都で泊まろう.
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