先日の舞鶴調査の時にADCPマニュアル作成を命ぜられた.
マニュアル作成は,かなり億劫な仕事だけど,
普段ブログ記事作成で使っているツールがいくつか役にたち,そこそこ使えるものを作れた.
マニュアルを作成する時に役に立つ,ちょっとしたテクニックを紹介します.
スクリーンショット(パソコンに付いている機能:無料)
まず,マニュアルを作るときに使えると便利,というよりは使えないと困るのがスクリーンショット.
スクリーンショットとは,パソコンのモニター画面を撮影する方法のこと.
例えば,
「メニューバーにあるFileからPage Setupをクリックしてください.」
という文章だけが書かれてあるよりも,
文章とともに,このようなスクリーンショットがついていると分かりやすくなる.
スクリーンショットの取り方はOS(MacかWindowsか)で違う.
[Mac編]
スクリーン全体を撮る時は「⌘+shift+3」
スクリーンの一部を撮る時は「⌘+shift+4」.
後者の場合,マウスのポインタが矢印から十字に切り替わる.
ドラッグして,領域を指定すると,その領域が撮影され,
スペースを押した状態で,撮りたいウィンドウ上でクリックすると,ウィンドウ一枚を撮影することができる.
[Windows編]
今回ADCP観測用ソフトがWindowsにしか対応していなかったので,
Windowsのスクリーンショットの取り方を調べないといけなかった.
参考にしたサイトはこちら.
スクリーン全体を撮る時は「Print Screenキー」
アクティブウィンドを撮る時は「Alt+Print Screenキー」.
いちいちペイントに張って,画像保存しなくてはならんところは少しめんどくさい.
スクリーンショットを使いつつマニュアルを作成すると,
多少文章の日本語があやしくても,誤解を与えることが少なくなる.
Skitch(無料のアプリ)
スクリーンショットや写真などのファイルに矢印や文字を入れて,
注目してほしい箇所を強調するのに便利なのが,Skitchというアプリ.
例えば,
「パソコン右側面のUSBポートのうち,上がGPS,下がADCP用となっています」
と文書だけで書いてあるよりも,
文書とともに,Skitchで加工した写真が付いていると分かりやすくなる.
Skitchのいいところは,
ファイル加工⇒書き出し⇒文書作成ソフトで読み込み
の手間がかからないところ.
ファイル加工が済めば,ウィンドウの下にある「Drag Me」ボタンを押して,
文書作成ソフトに突っ込めばOK.
使える機能は少ないけれど,シンプルで簡単.
お勧めです.
Pages(Macの文書作成ソフト:1700円)
最後はマニュアル作成に用いる文書作成ソフト.
俺は今回,Wordじゃなくて,Pagesを使ってマニュアルを作成した.
修論や学振書類などでWordを使っていたが,図を挿入した状態で文章を書くと,
レイアウトが崩れたり,図が消えてしまったり,トラブルが多かった.
これはMacとWordの相性の問題で,Windowsの場合は問題ないのかもしれないが,
Macに慣れてるので,そういう問題が起きないPagesのほうが経験的に使い勝手がよい.
今回はマニュアル作成に限定して書いたけど,紹介したテクニックやツールはいろいろと使い道があると思うので,
入れておくと便利です.
それでは.
skitchいいね〜。入れてみる!
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