2012年1月25日水曜日

マニュアル作成に便利なツール,テクニック

先日の舞鶴調査の時にADCPマニュアル作成を命ぜられた.

マニュアル作成は,かなり億劫な仕事だけど,

普段ブログ記事作成で使っているツールがいくつか役にたち,そこそこ使えるものを作れた.

マニュアルを作成する時に役に立つ,ちょっとしたテクニックを紹介します.

 

スクリーンショット(パソコンに付いている機能:無料)

まず,マニュアルを作るときに使えると便利,というよりは使えないと困るのがスクリーンショット.

スクリーンショットとは,パソコンのモニター画面を撮影する方法のこと.

 

例えば,

「メニューバーにあるFileからPage Setupをクリックしてください.」

という文章だけが書かれてあるよりも,

 

スクリーンショット 2012 01 25 17 36 38

文章とともに,このようなスクリーンショットがついていると分かりやすくなる.

 

スクリーンショットの取り方はOS(MacかWindowsか)で違う.

 

[Mac編]

スクリーン全体を撮る時は「⌘+shift+3」

スクリーンの一部を撮る時は「⌘+shift+4」.

 

後者の場合,マウスのポインタが矢印から十字に切り替わる.

ドラッグして,領域を指定すると,その領域が撮影され,

スペースを押した状態で,撮りたいウィンドウ上でクリックすると,ウィンドウ一枚を撮影することができる.

 

[Windows編]

今回ADCP観測用ソフトがWindowsにしか対応していなかったので,

Windowsのスクリーンショットの取り方を調べないといけなかった.

 

参考にしたサイトはこちら

スクリーン全体を撮る時は「Print Screenキー」

アクティブウィンドを撮る時は「Alt+Print Screenキー」.

 

いちいちペイントに張って,画像保存しなくてはならんところは少しめんどくさい.

 

スクリーンショットを使いつつマニュアルを作成すると,

多少文章の日本語があやしくても,誤解を与えることが少なくなる.

 

 

Skitch(無料のアプリ)

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スクリーンショットや写真などのファイルに矢印や文字を入れて,

注目してほしい箇所を強調するのに便利なのが,Skitchというアプリ.

 

例えば,

「パソコン右側面のUSBポートのうち,上がGPS,下がADCP用となっています」

と文書だけで書いてあるよりも,

 

IMG 0470

文書とともに,Skitchで加工した写真が付いていると分かりやすくなる.

 

Skitchのいいところは,

ファイル加工⇒書き出し⇒文書作成ソフトで読み込み

の手間がかからないところ.

 

ファイル加工が済めば,ウィンドウの下にある「Drag Me」ボタンを押して,

文書作成ソフトに突っ込めばOK.

スクリーンショット 2012 01 25 14 54 04

使える機能は少ないけれど,シンプルで簡単.

お勧めです.

 

Pages(Macの文書作成ソフト:1700円)

20100527004116d4f

最後はマニュアル作成に用いる文書作成ソフト.

俺は今回,Wordじゃなくて,Pagesを使ってマニュアルを作成した.

 

修論や学振書類などでWordを使っていたが,図を挿入した状態で文章を書くと,

レイアウトが崩れたり,図が消えてしまったり,トラブルが多かった.

これはMacとWordの相性の問題で,Windowsの場合は問題ないのかもしれないが,

Macに慣れてるので,そういう問題が起きないPagesのほうが経験的に使い勝手がよい.

 

今回はマニュアル作成に限定して書いたけど,紹介したテクニックやツールはいろいろと使い道があると思うので,

入れておくと便利です.

 

それでは.

 

 

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