2011年7月13日水曜日

ウナギ卵

また採れた.
産卵場に関する有力な仮説はこれまで3つぐらいあって,そのうちの一つはボスが提唱した仮説.
塩分の異なる水塊がぶつかったところにある塩分が急激に変わるところ(塩分フロント)で産卵が起こっているというもの.
今回採れたのもその仮説通りの場所.
ただボスの仮説には弱いところがある.
ウナギは塩分の違いを感知して産卵を行っているわけではなさそうなので,
塩分に代表される異なる二つの水塊の何かしらの違いを感知しているだろうという感じ.
具体的に何を感知しているのか.
それがわからないと産卵メカニズムまで解明できない.
海水を採集していろいろやってはいるんだけれど,基本的に物理の部屋なので化学分析は苦手...
その"何か"が分かれば塩分フロント仮説の"塩分フロント"がそっくりそのまま"何か"に変わるんだろうな〜.
ま,簡単に観測できる塩分で代表できるなら,塩分フロントのままでいいか.


節電節電で,なるべくクーラーを付けずに部屋の入り口と窓をあけ,風通しをよくして研究している.
俺のデスクは部屋の一番奥にあって,風が滞留してしまうらしく,風を通しても全く涼しくならない.
快適に作業できる場所を探し,今はゼミ机で作業している.
なるべくクーラーを付けないようにしているが,昼から夕方にかけてはどうしても暑い.
なのでクーラーを付ける.
クーラーを付けたのでデスクにもどったのだが,どうやらクーラーの冷風もデスク付近には行きにくいみたい.
デスクで研究をするには設定温度を2度ぐらい下げないと涼しくない.
結局クーラーを付けているときもそうでないときも常にゼミ机で作業している.
場所にゆとりのある人限定だけど,一番冷房効果の高い場所で作業することが一番節電になるかもしれない.

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