2010年11月20日土曜日

水産海洋学会発表終了

昨日発表してきました.
場所は東京海洋大.

一ヶ月ぐらい前に学会発表する者の確認がゼミで行われた.
おそらくボスは多くの学生に発表してほしかったと思われたが,
Dに進む予定のI倉,A木以外は辞退.

俺は,学会発表が中間発表の一週間後だったので,
中間発表の内容の一部で良ければ出てもそんなに時間を取られないだろうと思ってエントリー.

今になって思えばやめておけば良かった.
D論執筆でくたくたな脳は学会直前まで中間発表スライドを開くことすら拒絶し続けた 笑
発表前日になってようやく10分発表用に変更.
会場はWindowsしかないとのことだったので,フォントを変えて,アニメーションを解除して...
発表練習は結局一度もせず,一発本番.
あかんね..

発表は10分で,多分10分30秒ぐらいだったと思う.
発表時間オーバーははじめて.
質問はネガティブなものが一つで,時間が終わってしまった.

でもヨーロッパウナギの耳石輪紋間隔はウナギよりも狭いから,
耳石輪紋解析は十分にアンダーエスティメイトする可能性があるんです.
ヨーロッパのみなさん.
Fukuda et al.(2009)のヨーロッパ版やってください.

収穫としては,資源生態の渡邊先生の発表と環境動態の伊藤さんの発表を聞けたこと.
渡邊先生は俺も知っている資源生態の学生の実験結果をまとめて発表された.
同じ結果を目の前にして何を語れるか.
渡邊先生の発表はいろいろな示唆を与えてくれる.
マイワシとカタクチイワシの水温依存性の違いで,
レジームシフトなどの環境変動に対する2種の応答の違いを説明されていた.

伊藤さんは粒子追跡手法と耳石日輪解析の組み合わせでどういうことができるかという話.
時間の関係でレビュー的な要素が強かったけど,きちんと整理されていて分かりやすかった.
論文化された結果をもっと聞きたかった.
メールしてみよ.

伊藤さんは粒子追跡手法のレビューで,
時間を正の方向に計算する順追跡と負の方向に計算する逆追跡の長所短所をそれぞれ述べていた.
順解析のほうは拡散を計算に加えられるが,
産卵場と推定されている複数の投入点から粒子をたくさん投入しないといけないため,
計算時間が膨大になることを欠点として挙げていた.

ぐふっ,その通り..

実は伊藤さんの発表の次の次が俺の発表だった.
で,伊藤さんの次の人も俺も順追跡による結果発表だった.

伊藤さんに指摘された欠点におそらく次の発表者も理解されていたのだろう,
手法紹介で"順追跡ですが (笑)",と会場を和ませるアドリブを入れた.
が!その時会場に伊藤さんがいなくて,
手法紹介が終わったあたりで会場に戻ってきた 笑

なので,俺も伊藤さんが会場にいるのを確認して"順追跡です"と言っておいた.

今日も学会,その後懇親会がある.
でもちょっと体調がよろしくない.
懇親会費が少しもったいないが,欠席しよう.

今日はゆっくり研究します.

2 件のコメント:

  1. 忙中閑あり、結構、楽しんでいるね。
    結構、ケッコウ。
    MZ氏夫妻は、出雲・神在祭に・・・
    DJーKの良縁を願う旅の最中。
    明日は、キショーに会う予定。

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  2. MZ氏さん,コメントありがとう!

    キショーによろしく.
    あいつは寿司屋に就職か??笑

    出雲ええな〜!
    俺も一段落したら遊びにいきたい!
    おじさんによろしく〜.

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