日本 vs オランダ！

まあ，及第点でしょう．

例によって研究室の極小テレビにかぶりついてみました．

試合開始直前にKawagucciさんから，

"スカパーでオシムのツイート配信中みたいよ。試合中もあるとのこと"

とのありがたいtwitter情報を得た．

早速@skyperfectvをフォロー．

そしてキックオフ．

前半は守備の連携がすばらしく，ほとんど危ないシーンは作らせなかった．

本田，大久保の高い位置でのチェックも有効だった．

だが，特に大久保はチェックが派手なのでイエローをもらうんじゃないかとヒヤヒヤ．

もっとシレーとつぶさないと．

ブブゼラの音で相手が迫っているのが分からないのか，

攻撃時はボールを持ちすぎて背後からカットされ，せっかくのチャンスが台無しになるケースが目立った．

後半は立ち上がりから阿部，長谷部のよせが甘く，相手に前を向かせてしまった．

で，前後にパス交換をされるとどうしてもスペースができてしまい，

強いインパクトのシュートを打たせてしまった．

後半8分の失点．

あの振りの早さであのボールなら，あの失点は川島のせいにはできないね～．

オランダは先制後はもう前線からのプレスはほとんどなく，カウンター重視で，

逃げ切り作戦．

引いたオランダに対していろいろ仕掛けたいところだが，

あまりパッとしなかった

大久保が強引にDFをかわしてシュートを打ったシーンはよかったが，

それであじを占めてしまったのか，オシムさんの言葉を借りると"エゴイスト"になってしまった．

最後の長友のところはPKもらえるかと思ったが，

一貫して笛を吹かない審判だったのでまあ流しでも仕方ないかなという感じ．

ああいうときに日本はまじめすぎる気がする．

主審に笛を吹かせPKをゲットするためには，

すぐ先にあるゴールをその悪質なファールが阻止したという印象を主審に抱かせなくてはいけない．

だから長友は相手の圧力を背後に感じながら中に勝負する動きが欲しかった．

まあ，カメルーン戦の記事の最後にも書いたように，

0-1ならOKでしょう．

結果的に，

オランダ戦を引き分けたところで決勝トーナメント出場条件は変わらなかった訳だから．

長谷部，松井を途中で交代させ体力を温存できたと考えれば，個人的には及第点．

最終戦はカメルーン戦，オランダ戦の前半のように中盤，前線で厳しくチェックして，デンマークのチャンスをつぶしたい．

その上で，デンマーク vs カメルーンにあったような相手DFのイージーミスにきっちりつけ込みたいところ．

デンマークは空中戦にはめっぽう強いが，足下は意外にたいしたことない印象なんで．

もうオランダ vs　カメルーンはどうでもええでしょう．

グループ1位でも2位でもどっちでもええから決勝トーナメントいこう！！