2010年6月3日木曜日

M2のこの時期を振り返る

俺の研究室では毎週木曜日にゼミが行われる.
ちょうどこの時期は,
午前中にM1,M2が持ち回りで論文紹介をし,午後にM2の研究報告となる.

後輩が論文紹介なり,研究報告をして,苦戦し,場合によっては疲弊しているのをみると,
自分がM2の時とだぶって見えてしまう.

M1の後半からM2のこの時期にかけて,俺は窮地に追いやられるような感覚が日々増大していくのを感じていた.
研究の結果らしい結果はなく,また,結果がでそうな気配もなかったからだ.

航海で数週間洋上にいたので,その時にいろいろと自分を取り巻く問題を整理して,
俺を襲うその感覚の原因は何かを考えた.

そして,その原因は,"結果がない"という状況にあるのではなく,
そのような状況をもたらしたのが自己にあるという事実を,ついに否定できなくなりつつあるからだ
と思った.

もう,できない理由を探すのはやめようという結論を出した.
この決断で俺はまとわりついていたその感覚を払拭できたような気がする.

自分は人一倍がんばっている.
だから評価してくれるだろう.
評価してくれない人は自分の事を何もわかっていない.
まあ,どうせ修了はできるだろうし,就職したらこの人たちともおさらばだ.

というような思考のM2が毎年のように出てくる.

おそらく,うまくいっていない状況をもたらした原因を,常に外部にもとめたツケがまわってきて,
内部(自己)で矛盾が起きてしまった結果だと思う.

そうならないために,今,ここが踏ん張りどころだ.

お互いがんばりましょう~!!

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