活動時間を夕方にしてから,時間にゆとりができたので,
早めに出て練習している.
海洋研サッカーでは,経験者が少なく,それほどレベルが高い訳ではないので,
自主的に基本練習をすれば,即実践で効果が現れる.
自分ではいろいろ考えて,自主的に練習しているので,
他人の足りない部分も少しは分かるようになってきた.
そんな気付きを書き留めておこう.
サッカーはチームスポーツなので,
個人的な技術とチームとしての技術とについて数回にわけて書いてみる.
今回は個人技術編でトラップについて.
サッカーでの重要な技術であるにも関わらず,海洋研サッカーで軽視されがちなのがトラップ.
海洋研ではサッカー後に,その日のプレーについてみんなで話し合う.
よく話し合われるのが戦術面.
もちろん,味方同士の意思疎通が取れていなくて,プレーがうまく行かないということもあるが,
大抵は,言われる人も頭では理解できているけど,出来なかったということが多い.
つまり,イメージは共有できているけども,それを具現化するスキルが欠如しているということ.
その欠如しているスキルの大部分はトラップにあると俺は思う.
いくらパスが上手くても,シュートが上手くても,
一つ前のボールタッチでそこにボールを置かなくては,これらは出来ない.
そこにボールを置く技術,それがトラップだ.
俺が実践しているトラップの練習方法は,高くボールを上げて足下で勢いを殺すってやつ.
慣れてきたらリフティングの途中で高く蹴り上げて,トラップで勢いを殺して,リフティングを続けるってのもあり.
後は実践の中で一人3タッチ縛りをするのも効果的.
タッチ数を制限すればそれだけ1タッチの精度を上げないと今まで通りプレーできなくなるからね.
次のタッチでどこにボールを置きたいのか常に意識しながらやると,かなりトラップは上達すると思う.
あと,トラップが上手くなってくると(ボールを操れるようになってくると),
ボールに操られることが無くなるので,無駄に体力を消耗しなくなる.
だから,体力面で劣っていても,互角以上に戦うことが出来る.
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