2009年1月21日水曜日

日本vsイエメン

2-1で勝ちましたが,
喝!
ってかんじでしょうか.

ワールドカップに向けて日本が行わないといけないのは,
がちがちに引いてる相手を崩す"パスサッカー"を徹底することと,
逆に,崩されないだけの"組織的な守り"を成熟させることだと思う.

これが,日本人の体格にフィットした日本らしいサッカーの理想像だと思う.

オシムさんがいっていた"日本サッカーの日本化"だと思う.

昨日の試合では明らかに日本のほうが優勢で,相手はガチガチに守っていたので,攻撃面をシミュレートするすごくいい機会だった.

でも,ほとんど崩せてなかったし,一点目以外の決定機はペナルティーエリアの外から放り込んで中で競り勝つって感じ.

そりゃ相手よりも背の高い選手の多い日本が優勢です.

でも,近々対戦するオーストラリアや,これからワールドカップで戦って行くであろう相手には体格差では絶対に勝てない.

しかも,相手に数少ないチャンスをものにされたことからも,守備面での不安も露呈してしまった.

あと,最後に出てきた乾と金崎.

相手が弱くて,2-1で勝ってたからああいう自己中なこと(不確実性の高いプレー)も許されたけど,
仮に1-2で負けていたらどうだろう?

むしろ,あの時間帯に相手がガチガチに守っているいうのは,1-2で日本が負けている時のケースだ.

個人的には,日本代表に入ってまだ日が浅いのだから,シビアな状況を想定してプレーすべきだったと思う.

今回の試合を観戦するにあたり,テレビの音量を限りなく小さくしてみた.

以前から,コメンテーターがまともなコメントをしないことに腹を立てていたので,
実況の人だけの音声ってないんかな?とか思っていた.

コメンテーターはゴール前の惜しいシーンで
ワー!!
だの
ヨシ!!
だの言ってるだけなのに,
それを聞くとあたかも日本がものすごくいい内容で試合をしてるような錯覚を起こしてしまう.

音量を下げてきいてみると,そういった雑音の処理に裂かれていたエネルギーを使わない分,冷静に選手の動きを見ることができた.

ぜひお試しあれ.

まあ,音が無いってのは少し寂しいので自分で突っ込みながら見ました 泣

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