2009年1月29日木曜日

プレゼンアドバイス

昨日に引き続き,プレゼンスライドについて書きます.

俺が伝えたいメッセージは,

1.基本的にスライド1枚につき1分,1要点!
2.字は小さすぎることはよくあるが,大きすぎるということはない!

です.

まず1ですが,
よく1枚のスライドに何分もかける人を見かけますが,
聞き手は疲れるし,よほど面白いことをしゃべってないと飽きてきます.

この手のミスの大半は,一枚のスライドにいろいろな情報を詰め込みすぎていることにあります.

本人の中では整理できていても,そうでない印象を与えてしまいます.
特に,異分野の人が聞き手に多い発表では,聞き手が置いてきぼりになってしまうため,後半部分を聞いてもらえなくなります.

同じ分野の人ならば,途中から理解できるということもあると思いますが...

実験方法などでいろいろ条件を説明したい場合も,
結果との兼ね合いで,説明しないとストーリーが流れないものだけにとどめるべきです.

詳細な条件は,質問された時に言いましょう.

いずれにしても,1枚につき1要点,1分を意識するだけで,伝わるスライドを作ることができます.

次に2です.
かなりの人が陥るミスです.
パソコンでスライドを作っている時には見えても,いざスクリーンに映すとフォント20以下は全然見えません.

俺は最低フォントを20と決めてスライドを作っていますし,ほとんどが24以上です.

スライドに入りきらないからフォントを小さくするという人は,
1でも言ったように情報を詰めすぎているか,不安だからと発表原稿をそのままスライドに載せているかだと思います.
キーワードやキーセンテンスだけをスライドに載せ,発表原稿はその用語を見ればすらすら言葉が出るレベルまで暗記しましょう.

図のフォントも同様です.
縦軸,横軸の目盛り間隔が狭く,小さくなったラベルは印象を悪くします.

文書に載せた図を転用する時も,スライド用にメモリ間隔を間引いて,ラベルのフォントを大きくしましょう.

内容はさておき,スライドの字が小さいことで,急に不機嫌になる先生を,身の回りで数人知っています.
字は大きく書きましょう.

2 件のコメント:

  1. 全く同感。
    テレビの放送を見ていると分かります。
    一つの画面が10秒続くと、疲れる。
    一つのタイトルのニュースも1分以内が一番、アタマに入りやすい。

    ついでに言うと、新聞のコラムも、1段落150文字前後で、4段落にまとめる(全600字)と一番、アタマに入りよい。

    MZ氏のブログは、それをアタマに置いています。だから、長いようでも、★単位になっているので皆さん、分かりよいと褒めてくれます。

    (余談だが、DJ-Kのブログも、自説によって“論より証拠”の実作訓練をしてみてはどうですか? これ提案。議論と実際は別ではなく、「知行合一」が理想)

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  2. MZ氏コメントありがとう.

    なるほど,
    新聞でも同様なんですね.

    MZ氏のブログもそういう構造を意識して書いていたんですね.

    最後のコメントなんですが,俺もそうしようと思ってます.

    今日は背景色について書くつもりなんで
    今までいったことも実践しつつ載せてみます.

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