昨日,海洋研の新領域の学生を対象にしたゼミ発表があり,この前の学会のネタで発表した.
さすがに,発表はすらすらできて,言いたいことをちゃんと聞き手に伝えることができた.
相手は門外漢なので,わかりやすい表現を選んで発表したのがよかった.
今までの発表で一番質問が多かったし,研究の本質に迫る質問を引き出せたのはちゃんと発表をできた証拠だ.
あとは,応答でも相手の知識量によって説明をかえられるだけの余裕を身につけたい.
実測データとどのくらい合致すればモデルがいい結果を示したといえるのか?
といったおしっこが漏れそうな鋭い意見も頂いた.
門外漢にとっては俺の研究がモデルを駆使して,実測に近づけることが目的であるように見えるのだろう.
これは俺の発表のミスかもしれない.
だから,この研究に関しては,研究の到達地点(着地点)をもっと明確に示していく必要があると思う.
これからは
大西洋のヨーロッパウナギ,アメリカウナギを対象にしたネタと
ネタはウナギだけど,過去の観測データを今一度精査して,最近使えるようになった衛星データなどを用いて結果を出したいと考えている(ようは,モデルにたよらないネタを一つ作りたい!).
前者は,卒論でトンネルの出口は見つけているので,解析をちゃんとすれば結果は出る.
でも,後者は過去のデータ集めからしないといけないので,関係者にメールを打ちまくらねば.
しかも,アイデアはわいて出てくるが,検証方法が難しい.
統計的な手法で落としどころを見いだすことになるが,統計は苦手..
解析と同時並行で勉強せねば!!
てな,先の見通しです.
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