2008年9月14日日曜日

論文も家庭教師も,んー

論文.暗礁に乗り上げております.
修論の時のは見えていた落としどころも,いまや影を潜め,出口の見えないトンネルを突き進んでいます.

なんせ,再解析した結果がちがう!

修士の時の解析のプロセスを残しているのだが,どのように最終的な数値を出したのか思い出せない.
日頃から,解析のたびにやったことを文章化しておけば良かったと反省.
ですので,備忘録的にもうひとつブログを立ち上げました.
こっちは公開するものでもないのでWebにはUpしません.

ふー,って一息ついて家庭教師にいってきました.

行き始めてはや1ヶ月.
未だに宿題をやってきてくれたことがありません.
でも今回の授業でなぜやってこないのか,その理由がわかりました.

勉強に費やすためのエネルギーを,勉強を開始させるまでに使い果たしているのです.

また,勉強を開始させて余剰のエネルギーを持っていても,どのように勉強したらいいか分かっていないのです.

苦手教科は英語.
しかも,学校は帰国子女がおおくて,英語の時間になると肩身の狭い思いをしている男の子です.
こういう経験をしている子はアレルギーを持っています.
英語が苦手で勉強しなくてはいけない.それは重々承知.
でも,いざ教科書を開くと授業のいやな記憶がよみがえってしまう.
この感覚はすごくよくわかります.俺自身がそうだったから.

そうすると,教科書を開くこと自体が難しくなってきます.
教科書を開くことに多大なエネルギーを費やしてしまうのです.
このことを多くの人はしりません.
だから親御さんにあきれた顔をされて,失敗体験ばかりが積み重なってしまいます.

どうすればよいか?
とりあえず,勉強を始めるために余計なエネルギーを使わなくてもいいようにするのが第一と考えました.
なので,教科書の内容を別のノートに書き写させました(まだ,中1なので全部うつしても分量は大したことない).
そうすると退屈だった時に教科書に書いた落書きや赤だらけの練習問題がリセットされて,教科書で進めていた指導よりも落ち着いているように見えました.

また,最近の中学の教科書はむやみやたらにイラストが入っていて,文章の流れがイラストによってぶちぶち切れています(また,退屈な生徒にとっては恰好の落書き対象).
あくまでイラストは補足資料ですので,文章を読んでいて,しらない単語が多かったり,抽象的で意味が分かりにくい時に見る程度でいいと思います.
だから,A4一枚に1レッスンの文章を書き写させました.
このことで話が見えやすくなりました.

昨日の授業ではここまででしたが,あとは新しい単語を覚えて,繰り返し音読しながら書きまくればOKです.
文法云々よりも暗唱できるぐらいに読み書きすれば中学の期末なんかできます.

ってことで学校図書発行の教科書の暗唱を目指してトレーニングスタートです.

みなさまのコメントお待ちしております.

2 件のコメント:

  1. 中学生の英語なんて、書いて、書いて発音して、覚えるだけでいいと中学生のあんたに何度言ったことか。でもできなかったよね。

    しばらくは苦手意識の克服に、その子に寄り添うことが必要なのかもね。一緒に覚える作業に付き合ってやることやできた感触を味わわせてやることが大切かも。

    まあ、がんばって。でも自分の勉強も頑張って。彼女ん家に行ったり、飲み会に行ったりできてるうちは余裕ですなあ。

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  2. たしかに,俺が中学の時はそうだったなー.
    まあ,その時の俺と照らし合わせながら根気づよくやっていきます.

    2段落目みたいな前向きな意見ありがとうございます.

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