2016年3月7日月曜日

お隣の民泊さんとコラボでブルーツーリズムを行いました!

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今週末は初めて対馬の方をブルーツーリズムでコーディネートしました。

対馬学フォーラムにきてくださり、僕のポスターを見てくださった方が釣りを少しされたことのある方で、その方がお友達も誘って来てくれました。 

対馬在住の人でも厳原や美津島など、ある程度発展した場所育ちの人で特に若い方は意外に民泊の雰囲気を味わったことがないことが多いとのことで、私の隣の家で民泊をされているめだかの宿「田ノ浜」さんへの宿泊もセットさせてもらいました。

また、釣りは荒天が予想されたこと、釣り未経験の方がいたこともあり、岸釣りをコーディネートしました。

 

行程は、

1日目は14:00田ノ浜着、民泊チェックイン→周辺の足場の良いポイントでエギングもしくはカサゴ釣り→17:00納竿→18:30から宴会

2日目は7:00起床→民泊をチェックアウト→周辺の足場の良いポイントでエギング→お昼までに解散

という流れ。

 

チェックイン

お客様の名前入りのウェルカムボード。

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いきなり粋なOMOTENASHI。 

民泊さんで15分ほど休憩してもらってから釣りに行きました。

 

 

苦戦したブルーツーリズム

 この時期、岸からルアーで狙える魚種はそれほど多くなく、お客様のうち2名は初心者だったのでターゲットを何にするかかなり迷いました。

結果を出すためだけならエサ釣りをしても良いのですが、ルアー釣りにこだわるのには幾つかわけがあります。

釣りが面白いと感じる瞬間ってのは、「釣れた」ではなく「釣った」という感覚を得たときというのが持論です。

気がついたら釣れていたという釣りも面白いのですが、自分で釣ったという感覚を持ってもらうことが大切だと思ってコーディネートしています。

 

なので、仕掛けを投げる動作を繰り返し行って上達してもらうことが大切で、その点でルアー釣りの方が時間内に多くキャストすることができます。

また、ルアー釣りは仕掛けの構造がシンプルなので、初心者の方でも扱いやすく、仕掛けが絡まったりするストレスを軽減できる点もルアー釣りのメリットです。

ある程度の基本動作ができればエサ釣りをしても自分で釣った感を得ることができると思います。

 

この時期のターゲットで初心者向けのものとしてはカサゴかアオリイカかという感じ。

カサゴは民泊のお父さんが事前に調達してくださっていたので、アオリイカ狙いにしました。

 

イカを狙う専用ルアーをエギといい、その釣り方をエギングと言います。

エギも前回紹介したジグと同様、いろいろな色や種類があります。

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色、大きさ、沈下速度、ラトルの有無、脚の有無などすごい種類です。

僕は海中にあるエギを見つけやすいので色に関してはピンクかオレンジをよく使います。

というのも、イカは人間が見える範囲でもエギに食ってくることがよくあるので、人間側がエギの位置を確認しやすい方がいいと思うからです。

なので色に関してはピンクやオレンジではじめて、食わない時に茶色や他の色を試すといった具合です。

沈下速度は結構気にしています。

特に浅いポイントや春先の藻が多い時期は沈下速度の早いエギだとすぐに海底や藻に引っかかったりしてしまい、イカにエギをアピールする時間がなくなってしまいます。

なので、そういった時にはサイズは大きくてもオモリの小さなエギでゆっくり落とすようにしています。

 

 

さて、実釣ですが、お客様のうち1名はエギングの経験者とのことでタックルをセット後、好ポイントをお教えし、そちらで釣ってもらうことにしました。

他の2名はまず投げるところから。

20投くらいするとフォームが固まってきて、ちゃんとまっすぐ飛ぶようになりました。

また、糸をリリースするタイミングも徐々に安定してきて、10mだった飛距離が15m、20mぐらいまで伸びるようになりました。

 

あとはしゃくり方ですが、一番基本的な一段と二段しゃくりを伝授。

他のロッドアクションは無理にやると手首を痛めることもあるので今回はやめておきました。

 

そうしていると、経験者の方にヒット。

しかし、僕は遠くにいて、経験者の方のランディングのサポートをできずにいました。

「そのまま待っていて」と大声で指示したのですが、風で聞こえなかったのか、引っ張りあげようとしてラインブレイク。

ラインが堤防に擦れて切れてしまっていました。残念。

もう一人のお客様も休憩ということでその方の近くにいたので、証人ありでのラインブレイクでしたが(笑)、どうやらかなり大きなサイズだったようです。

反省点としては僕がすぐにランディングにいける場所でないのはわかっていたので、釣れた時の取り込み場所を事前に確認しておくべきでした。

(そのポイントは安全に確実にランディングできる場所がありました。)

 

 

イカがいることがわかり、元気がでたので気を取り直し釣り再開。

 

なんとか一杯釣ることができました!

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500gぐらいのきれいなオス個体。

 

 

12801382 954624081294787 3264162577760665014 n

荒天が予想される中、楽しんでもらえて良かったです!

 

民泊ならでは!釣った魚を宴会で食べられる!

釣り終了後、お客様にはゆっくりお風呂に入って釣りの疲れをとってもらいました。

その間に釣ったイカは民泊のお父さんがお刺身にして宴会で出してくれました。(刺し盛りの一番下)

これが民泊の醍醐味!

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その他にもお父さんが事前に獲ったマダイやマダコが並びます。

 

僕もちゃっかりご飯をよばれたのですが、対馬のマダコ、なかなか美味しいです。

今度狙って釣ってみようかな。。。

 

写真の他にもカサゴの煮付けやセンダンゴというサツマイモのでんぷんを主成分とする粉で作ったダンゴが入ったお汁など、すごい品数でおもてなししてくれました。

 

お客様も堪能してくれたようで何より。

これから春イカのシーズンになりますし、船釣りでもマダイが本格シーズンを迎えます。

また是非いらしてください!!ありがとうございました!

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