2012年2月6日月曜日

修論をまとめる時に生じた問題を解決できるようにしておこう.

今日の午前中,うちの研究室のM2が修論発表を終え,俺が関われた学生の修士イベントは一段落という感じ.

あとはみなさん,修正して,ちゃんと本提出しましょう.

 

修論が一段落して,ちょっとゆっくりしたいところなのかもしらんが,今やっておいたほうがよいことがある.

「修論をまとめる時に生じた問題を解決できるようにしておく」ということ.

 

修論をまとめる際に,それまでの研究活動では特に支障にならなかった問題が,いきなり表面化する.

そういった問題のせいで、体力,気力,時間を奪われ,

「修論まとめに着手する前に描いていた修論像」と「実際に作成した修論」とが大きくかけ離れてしまったのではないか.

 

おそらく,修論が一段落した今,そういった問題が一番クリアに見えている状態だと思う.

だから,今,その問題の解決方法をじっくり検討しておく必要がある.

今やらなくても,その問題は潜在化し,一見,修論前の平穏な研究活動を取り戻したかのように思える.

でも,D論や投稿論文執筆の時に,またその問題が生じ,アタマを悩ませる事になる.

だから,その問題が見えている今,その問題が何なのか,書き留めて,対策を考えよう.

 

俺が修論をまとめる時に生じた一番大きな問題は,文章を書く能力の欠如だった.

アタマの中では分かっている(と思っている)ことをいざ文章にしようとした時に,

感覚とぴったりくる文章がなかなか書けない,書くのにすごく時間がかかる.

また,それらの文章を論理的に組み立てられず,組み立てるのにすごく時間がかかる.

という問題が現れた.

このような状態だったので,そもそも文章を書くのが嫌いになり,Wordを立ち上げるのに一苦労という有様だった.

 

まずは文章を書く習慣をつけるべく,D1の7月にこのブログを始めた.

ブログの訪問者数を調べて,一定数の読者がいることを励みに,今まで続ける事が出来ている.

質はともかく,「文章を書くことが嫌い」という状態を脱することができたのは,

このブログ執筆によるところが大きいと思う.

 

これはほんの一例だけど,特にドクターにいく学生は,

修論をまとめる時に表面化した問題を解決できるように,対策を考えよう.

 

 

 

 

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