2009年1月28日水曜日

プレゼンスライドに使うフォント

昨日,スライドの見やすさの重要性について思うことをつらつらと書いたので,

じゃあ,具体的にどうしたらいいのか?

について書いていきたい.

今回はフォント関連.

プレゼンテーションは文書と違って,時間が限られているので,時間内に言いたいことを伝える努力が必要となる.

そのためには,フォントについても見直す必要があると思う.

プレゼンテーションにおいてフォントで注意したいのは,
日本語,英語でそれぞれフォントを統一すること.

日本語,英語ともに同じフォントに統一するとなると,使えるフォントがほとんどないので,それぞれ統一しよう.

例えば,図のような種類がある.



日本語ではフォント比較,英語ではFontという単語をそれぞれのフォントで書いている.
その後にそのフォントに対する俺の感想.

俺が一番お勧めするフォントはOsaka.

これは日本語,英語ともに使え,字形も無難だからだ.

また,どのフォントよりも字が太く,太字にしなくてもそれなりに存在感があって,スライド向きだと思う.

ちなみに,俺の学振書類はOsakaで書いた.

難点はWindowsにはデフォルトで入ってないこと. Winのひとは堪忍して下さい.

Winの人で無難なフォントを選ぶなら,
日本語はMSゴシック,英語をArialが良いと思う.

最近気に入って使っているのは,
日本語は中楷書体,英語はTimes New Romanという組み合わせ.

両方細い字体なので,基本的に太字を使うといい.

あまり誰も使ってないので注目度は上がる.

今日は気合い入れていくで!
って時にはお勧めです.

MS明朝やHelveticaは紙媒体の書類に多用されていれ,
そのイメージで見てしまうので,注目されず,あまりお勧めできない.

以上がフォントについてだが,一つ注意点.

多くの人がパワーポイント以外のソフトで作図した図をスライドに乗せると思う.

その場合,そのソフトの設定のフォントが図に使われ,
スライドのフォントと統一されていないということが起こる.

本番一発勝負の修論発表などの場合は,図のフォントもスライドに合うよう統一させておくといい.

ソフト内で出来なければ,イラストレーターなどで加工するか,パワーポイント上で文字を上から張っても良い.

まあ,こんな感じかな.

2 件のコメント:

  1. 人は見た目がどうたらという本があったような気がしますが、論文も見た目なのかなあ。読み手に見やすくという配慮はすばらしいと思いますが・・・・。

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  2. 論文はもちろん内容が重要です.
    いくら見栄えが良くても意味が無い.
    つまり10点満点で8点以上じゃないとrejectってイメージ.

    今話題にしてるのはプレゼンテーションの話です.

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