2008年10月23日木曜日

時間を積極的に管理しよう!




大きな仕事(学会発表や論文執筆)をアップアップしながらこなしていて,もっと効率的に仕事をできないものかと思い,少し前から時間管理に関する本をちょいちょい読むようになりました.

最近購入した勝間さんの時間投資法に関する本を読んで,本当に勉強になったので紹介したいと思います.
特に大学に進級した兄弟やいとこに対してメッセージを送りたい(自戒の意味も込めて).

勝間さんの考える時間管理とは,重要度と緊急度でわけられた質の異なる時間を意識し,自分の生活における時間の分布を理想的な分布に変えていこうというものです.

具体的には図に示したように時間は重要度,緊急度で4つにわけることができます.

まず,緊急度,重要度ともに高いのが消費の時間です.
俺の場合だと,学会発表や通常の研究がこれにあたります.

次に,重要度は高いが緊急度は低いのが投資の時間になります.
俺は日々の英語学習やサッカー,おおかたの飲み会などをこの時間にカテゴライズしています.

次に,重要度は低いが緊急度が高いものを浪費の時間と呼びます.
これには例えば生産性のないゼミや飲み会,雑務,見返りのない研究の依頼などが該当します.

最後,重要度,緊急度ともに低い時間は空費の時間となります.
だらだらと見るテレビ,ネットサーフィンなどです.

これらの時間のうち,勝間さんが特に重要だと位置づけているのが投資の時間です.
なぜなら,ここに時間を費やすことで消費の時間の質をあげることができるからです.
質があがることで,同じ結果を出す場合,費やす時間を短縮することができ,生活にゆとりが生まれるという仕組みです.

もちろん,この好循環を作るためには時間がかかります.
今の俺では投資の時間にウェイトを十分に置けるほどの能力を身につけていません.
ですが,この時間の質の違いを意識することでネットサーフィンをすることが無くなりました.
また,浪費の時間になりがちな生産性のないゼミを積極的に欠席したり(後ろめたさを残さない!),無意味な飲み会を断るなどで,かなり時間を作ることができると考えています.
その時間を投資に費やすことで,数ヶ月,数年先にはもっとアウトプットの質と量をあげることができると確信しています.

見方をかえて,なぜ,俺は今投資の時間に割ける時間が少ないのでしょうか?
それは消費の時間の質が低く,時間をかけることでしか補えないからです.

これは明らかに学部時代に勉強を怠ったつけです.

今現在,俺の一日の空費の時間は2時間ほどです.
しかし,学部時代は軽く見積もっても6時間はあったと思います.
その時間をその時に投資の時間に費やしていれば,いま俺の消費の時間はもっと質の高いものになっていたはずです.
今,あの時の時間を取り戻すことはできません.
だから,今時間をたくさん持っている人には,その時間を将来の自分への投資にたっぷり使ってほしいと思います.

時間を作るために,時間を投資しましょう!!

2 件のコメント:

  1. 勝間さんに言われるまでもなく、KEIに言い続けてきた投資の時間。その時にはその重大さが解からんのよ。そこが凡人の凡人たる所以。多分凡人の弟にも解からんのよね。でもなぜサッカーがそこにはいるんか??もっと解からん。

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  2. まあまあ,そう言いなさんな.

    サッカーはしないと生活の質がおちます.
    投資の時間です.

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