5度目のハーフマラソンに参加しました。
最初の2回は五島の夕焼けマラソン、後の3回は対馬の国境マラソンです。
夕焼けマラソンは8月末の夕方、国境マラソンは7月初旬の午前中に走るのですが、過去5回の中で今回が最も過酷でした。
気温が26〜28℃、湿度が80%以上とかなり厳しいコンディションでした。
ただ、走る前は過去4回夏にしっかりと走れたことから、気候の良し悪しはさほど影響ないと過信していたので、目標は予定どおり1時間50分に設定。
最初の数キロは6分/kmぐらい、
そのあとは5分半/km、
下り坂やフラットな場所、影になるトンネル内では5分/km
を出していけば計算上は1時間50分は可能でした。
スタート直後は元気でした 笑
しかし、2kmほど走ったあたりでいつもよりきついことを実感しました。
通常は体力もあり、スピードをセーブして走っている段階なので、余裕も余裕なのですが、今回は体の重さを感じました。
「もしかして、俺体調悪い??」
と不安になってきました。
でも気のせいかもしれないと思い、3km地点から最初のプラン通り5分半/kmにペースをあげて走りました。
しかし、やはり5km地点で、いつもよりかなり体が重く感じられることや汗の量がかなり多いことを自覚しました。
このまま1時間50分を目標に走ると危ないかもしれないと思い、目標を5分落とし、1時間55分に切り替えました。
1時間55分なら、5分45秒/kmを維持しつつ、5分30秒/kmを調子の良い時に出していければOKです。
そのペースで12km地点まで行ったのですが、その辺りから脱落者が急増しました。
歩く人はその前からいましたが、しゃがみこんでしまう人や明らかに熱中症の人も。
(沿道で応援してくださる人たちが応急処置をしてくれていました)
救急車も過去にはないぐらい頻繁に走っていたので、僕の体調が悪いのではなくて、かなり過酷な状況なんだろうと客観的に見られるようになったのもこの辺りからでした。
この辺りでツネッキーが僕に追いついてきました。
彼はスロースターターで、昨年も12〜14km地点で華麗に抜かれました 笑
「今年、ヤバいね。キツいね。」
と二言三言。
昨年はアッと言う間に見えなくなりましたが、今年はツネッキーの背中が長く見えていました。
きっと彼もピッチをあげられないのだろうな〜。。。と眺めていました。
この辺りから、5分45秒/kmを維持するのもきつくなってきました。
本来なら何も意識しなくても5分30秒/kmのリズムで刻める区間なので、やはりおかしい。
熱中症になったらいかんという思いと、2時間は最低でも切りたいという思いから、さらに目標を5分伸ばし、2時間にしました。
残りの距離と時間を考えると、6分/kmで達成できる計算でした。
ただ、国境マラソンは最後に急な登り坂があり、そこでは6分30秒〜7分/kmかかる可能性があったので、フラットな場所ではやはり5分45秒/kmでいかないといけない。
少し不安になる区間もありましたが、大浦から比田勝に行くトンネル後の下り坂で5分/kmを少し切るタイムで、しかも体力を回復させることができたので、そこで安心することができました。
とはいえ、上り坂はやはり7分/km近くまでペースが落ち、なんとかゴール。
ツネッキーと。
ギリギリでしたが、2時間切りました 笑
当初の目標だった1時間50分はきれませんでしたが、その日のコンディションに合わせてプランを変更して安全よりに組み立てられたのはよかったと思います。
もちろん来年もでます。
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