2010年9月10日金曜日

ハイモチベーション

前研究所から柏に移転する時に,研究室の配置がシャッフルされたので,
今は資源生態や大気,物理の人たちと同じフロアーになっている.

移転から半年以上がすぎて,
ほとんどの人と一度は話した事があるという状態にはなった.

ただS渡先生は独特なオーラがあって,なんと言うか話づらかった.
(Z本,3宅さん同様,特定可能なのはご容赦ください 笑)

俺がS渡先生を知ったのは恥ずかしながらM1の水産海洋学会の時.

学会のタイムキーパーのバイトをした時にS渡先生のプレゼンを見て衝撃を受けた.

チョウチンアンコウメスへのオスの寄生に関する研究だったので,
全くの専門外だったけれど,それまでで見たプレゼンの中で一番分かりやすかった.
先行研究の紹介,問題点,研究目的,結果考察がプレゼンの中できちんと整理されてあった.

その時から,S渡先生のような分かりやすいプレゼンをいつも目標にしている.

でも分かりやすくて面白いプレゼンをするのはかなり難しい.
シンプルにしようと内容を削ると情報が欠如して味気なくなってしまい,
逆に情報を詰め込むと何が言いたいのか,メッセージがぼやける.
適度な情報量できちんと整理された分かりやすいプレゼンをすることの難しさを痛感した.

最近では少しは分かりやすくなってきたかなと思う.

そんなS渡先生と昨日廊下ですれ違った.
その時,
"部門会議でD3はもう全員発表したっけ??"
と急に聞かれた.

なんでそんな事を聞くのかと思ったが,
"もうD3は全員発表終わりました."
と答えると,

"D3の中で君の研究発表が一番良かった."
と一言いただいた.

"良かった"というのは,
インタレスティングということなのかアンダースタンダブルということなのか.

まあいずれにしても,社交辞令的なものを除いて,
専門分野の人に評価されるというのは初めてだったのでうれしかった,

部門会議の時にS渡先生にもらった質問がきっかけで,その時の解析をやり直した.
具体的には,考慮していなかった死亡率を考慮してシミュレーションの計算をし直した.

昨日はその研究結果をうちのボスと最終確認し,どのジャーナルに投稿しようか打ち合わせをした.
俺は自分の実力よりも少し背伸びしたジャーナルへの投稿を想定していたが,
ボスはさらに上を勧めてくれた.

アクセプトもらえるといいな〜♪

そんなモチベーションの上がる一日でした.

フットサル以外は 笑

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