2012年4月10日火曜日

ボスが4年生に向けて書いた「(参考) 卒業研究の進め方」を読んだら,俺が参考になった

昨日の顔合わせの際,研究室のメンバー一覧や年次スケジュールと共に,

「(参考) 卒業研究の進め方」というA4一枚が配られた.

 

長大のボスは新しく研究室に入ってきた4年生に毎年これを渡しているらしい.

俺が4年の時,もらったっけ......

俺が東大に行った後から始めたことであることを祈る....

 

要約すると,こんな感じ.

 

(1)研究課題を設定する

興味ある問題はなに?なぜそれに興味ある?→モチベーション

アイデアや独創性は?→オリジナリティ

 

(2)その課題に関する研究をレビューする

何がどこまで解明され,何が重要な課題として残されているかを整理する.

 

(3)研究の目標•目的やねらいを明確にする

ぼんやりした目的に対しては,ぼんやりした結論しか得られない.

 

(4)目的を達成するための戦略や具体的な方法を考える

現場調査?実験?室内実験?既存データの解析?モデリング?それらの組み合わせ?

いつ,どこで,どのように,必要な機材や人員は?

など,事前準備をしっかりする.

 

(5)研究の結果を整理する

「事実」をできるだけ分かりやすく記述する.

統計処理をして,結果の信頼性,有意性を確かめる.

 

(6)考察•議論を加える

「事実」と「推論」を明確に区別し,「事実」に基づいて「推論」する.

何が新たな知見として加わったのか,自分の研究の価値はどこにあるのか.

残された課題は??

 

という感じ.

正直,これ卒論に求めるのはかなり難しいと思う.

少なくとも俺はどの項目も中途半端で終わった.修論もかなり怪しい.....

 

今年度の研究計画を考えているが,(4)がまだちゃんと決められていない.

予算の配分等も時間をかけて考えていきたい.

 

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